一緒に暮らす上での注意点
オカメインコはデリケートな鳥だということを忘れないで下さい。 |
鳥類というのは、猛禽類などの大型のものを除けば、ほとんど全てが被捕食者(獲物として捕らえられる者)です。それゆえに、多くの鳥が臆病であり、デリケートな一面を持っています。中でもオカメインコはデリケートで、予期せぬ物事にパニックになってしまうことがあります。
ペットショップでオカメインコを見つけたら、地震があったら鳥はどうしているかを聞いてみてください。経験したことのあるお店であれば、全員が「オカメインコはパニックになる」と答えるでしょう。実際、パニックを起こし、暴れ、そのときに鳥かご等にぶつかって怪我をすることも少なくないのです。
天災は飼い主が防ぐことはできませんが、突然の大きな音や鳥かごにぶつかって起こしてしまう振動などは、飼い主が防ぐことができるものです。鳥かごは、狭いところに無理に置くのではなく、オカメインコが落ち着ける場所を選び、ぶつかることのないよう余裕を持って設置しましょう。
機能性もデザインもいい鳥かごも市販されています。 |
理想的なのは、事前に鳥かごを置くスペースを作り、その幅・奥行き・高さを測ってペットショップに行くことです。サイズを伝えれば、そのときペットショップになかったとしても、カタログ等から近いサイズの鳥かごを教えてくれ、注文もしてくれるはずです。
デリケートなオカメインコは、無理に捕まえられるのも好みません。怪我の治療など、どうしてもしなければならない場合を除いて、捕まえることは無いようにしましょう。
やすりも兼ねている止まり木はすごく便利です。 |
鳥類は人間よりも体温が高く、快適とする温度が25~30℃と高いものですが、夏場の高温にはやはりまいってしまうことがあります。あまりに暑いと口で息をしはじめますので、そうならないよう温度管理をしてください。
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