手乗りに育てる方法
手乗りに育てるとよりいっそう楽しく暮らせます。 |
ペットショップにいる雛は生後17~20日くらいの幼鳥。最初は自分でごはんを食べることができませんので、毎日、日中4時間おきにごはんをあげる必要があります。市販されている雛用の粟玉(アワダマ)をごはんにあげますが、ペットショップに入荷直後は人間からごはんをもらうことを知らない場合がほとんどですので、入荷後2~3日たっているもの(ペットショップで人間からごはんをもらうことを教えているもの)を購入しましょう。
粟玉は雛や病気で栄養を必要としている子に与えるごはんです。 |
最初は1日4回のごはんも、雛が育つにつれて回数が減っていきます。だんだんと挿し餌をしなくとも自分から食べるようになってきますので、頃合いを見計らって挿し餌は止めます。この頃、はばたこうとするようになりますので、住まいも升箱(マスバコ)から鳥かごにお引越しとなります。
鳥かごは2種類必要です
鳥を飼うのは鳥かご。誰もがそう思うものかもしれませんが、雛の間は鳥かごではなく、升箱やプラスチックケースなどの隙間の無い飼育施設で飼います。雛がはばたくようになるまでは、升箱やプラケースで挿し餌をしながら育てていくのです。鳥かごは、いろいろなデザインのものがあり、飼い主としては選ぶ楽しみがあるものですが、セキセイインコの好みを無視して選んではいけません。掃除のしにくいデザインや高さがあっても奥行きのないものはやめましょう。
セキセイインコは高さよりも奥行き(幅)の広さを鳥かごに求めます。
また、病院に行く場合などは、移動用のプラケースやキャリーバッグなどを利用します。移動中の揺れなどで鳥かごの網目に足をひっかけてしまったりする危険性がありますので、鳥かごごと連れていくのはやめましょう。移動時には、保温ができるよう、使い捨てカイロなどを移動用ケースの底(外側)に貼りつけておくのもいいかもしれません。
子供だけでは飼えません
鳥かごはセキセイインコの好みを考慮して選びましょう。 |
全てのペットにおいて、小さなお子さんが自分だけで飼えるペットはありません。必ず、ご両親が一緒に飼ってください。飼いながら、ペットについていろいろとお子さんに教えてあげてください。
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