小動物/ハムスターの飼い方

小さなペットと暮らしたい!「はじめてシリーズ」No.4 ハムスターと暮らそう!(2ページ目)

ハムスターってどんな動物なのか?一緒に暮らすときの注意点は?飼うのに必要な道具は?などなど、ハムスターと暮らしたいと考えている人に知って欲しいハムスター情報です。

執筆者:村田 亜衣

尻尾もあるんです
無いと思ってる人もいるようですが、ちゃーんとハムスターにも尻尾はあります。

なりやすい病気


多量に水分を取る必要の無いハムスターは、水分の多いレタスなどをたくさんあげると下痢してしまいます。
また、好きだから♪、とヒマワリの種ばかりあげていては太ってしまいますので、 見た目に寂しくともハムスター専用フードをメインに与え、副食・おやつは少量にとどめましょう。

細菌によるものや、敷材によるアレルギーなどで皮膚病を起こすこともあります。
「おかしい」と思ったら、原因である可能性が疑われるものをどかし、少しでも悪化するようなら、すぐに動物病院に相談しましょう。

1歳以上のメスには、子宮蓄膿症などの婦人科系の病気が出てくることがあります。
陰部の汚れや出血がないか観察すると共に、お腹が膨らんだり、水を多く飲む・オシッコの量が増えるといった症状がないかどうかもチェックしましょう。

遊ぶハムスター
ハムスターはよく動く、遊び好きなペットです。

短いからこそ、充実した一生を!


ハムスターは、ジャンガリアンで2~3年、ゴールデンでも4~5年と寿命の短いペットです。
それだけに、充実した楽しい一生がおくれるように飼い主は努力したいもの。
間違っても「子供のために」なんておもちゃ代わりに買い与えたりはしないでください。

ハムスターは好奇心より恐怖心が勝ってしまうことが多いもの。
大きな音で驚かしたり、強い臭いで警戒させたりはしないよう、環境にも気を使いましょう。

子供がハムスターと遊ぶときには、必ずお母さん・お父さんが一緒に居るようにし、 ハムスターのことを教えながら遊んでください。
そうすることで、子供はハムスターのことを知るだけでなく、ペットを飼うということが学べ、 相手の立場にたって誰かのことを考えることを学ぶきっかけを得ることができます。

ハムスターの親子
ベビーの誕生からは学ぶことはたくさんあります。でもそれは、計画的に行われた場合。無計画な繁殖は、飼い主にとってもハムスターにとっても不幸です。

繁殖は計画的に!


ハムスターは、「ねずみ算」の言葉のとおり、オスメスのペアで一緒のケージで飼えば、頻繁に繁殖します。
ベビーは可愛いものですが、産まれて来る子供たちの飼育スペースの問題や新しい飼い主探しの問題、そして、これが一番大事なのですが、妊娠~出産、子育てで消耗していくお母さんハムスターの体力を考えると、頻繁に繁殖をさせるのはどうかと思います。
繁殖は、しっかりと計画を立てて行うようにしましょう。

ベビーハムスター
ペットショップから買ってすぐに子供を産んだ場合は、ペットショップにいるうちに妊娠したと考えられます。
ハムスターは、ペットショップでは種類で分けられ、オスメスは一緒のケージに入って売られています。
まれに、妊娠していることを知らずに買って来てしまう場合がありますので、買うときには、ペットショップの方に「万が一、購入後に出産した場合は子供は無料で引取る」ことを約束してもらってください。
※多くのペットショップがショップで交配したハムスターに対しては、子供の無料引取りを行っています。公にそう言っていないショップであっても、ペットのことを考えているショップであれば快く約束してくれるはずです。

-->>次のページでは、飼うのに必要なものと初期費用をあげてみました。
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