小動物/ペットから感染する病気

アナフィラキシーショック! ハムスターとアレルギー(2ページ目)

ハムスター咬傷によるアナフィラキシーショックが急増していますが、勿論ハムスターには何の悪気もありません。人間の側が、きちんとした知識を持って、ハムちゃんと接する事が大切なのです!

執筆者:村田 亜衣

驚かさない
当然ですが、驚かせたりすると、自己防衛反応として噛み付く事があります。ハムスターに触る時は、まず名前を呼んであげ、下から優しくすくうように触れてあげましょう。急に死角から触る事は、ストレスという点からも絶対に避けて下さい。それと、ハムちゃんが巣の中にいる時に指を近づけると、縄張り意識の強い子には噛まれる事もありますので、注意が必要です。また、まだ飼い始めたばかりで慣れていない子には、むやみやたらと触らない事です。焦らずゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。

指を餌と間違われない
何の事かと思うかも知れませんが、指を餌と間違えて齧るケースは結構あります。手から餌を与える場合、特にミルワーム等の生餌や大好物のひまわりの種などの場合、目測を誤って指に噛み付く事があります。これは習うより慣れろで、餌をくわえるタイミングや間合いなどを経験上覚えるより他にありません。当然ながら、余り小さい餌をつまむようにして与えれば、噛まれる確率は高くなります。また、指に餌の匂いがついていると、噛まれる事がありますので注意して下さい。

ケンカの仲裁を素手でしない
繁殖目的でオスメスを一緒にしていたり、何らかの理由で多頭飼いをしていたりすると、時には外傷を伴なうようなケンカをしてしまう事があります。そんな時には、飼い主が仲裁してあげなければなりませんが、出来る限り素手で触らない様にしましょう。例えば、片方がトイレに逃げ込んだすきにトイレごとケージから出してしまうとか、どうしても触らなければならない状況なら、軍手を付けるとかします。


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