▼アレルギーがある人とペット
アレルギーを持っている方がペットと暮らすのは簡単ではありません。
ただペットを撫でるだけで手が真っ赤になり痒くてたまらなくなってしまったりすることもあるからです。アレルギー症状の度合いによってはペットを手放すことも考えなければならなくなるかもしれません。
とは言っても、家族の一員であるペットをほいほいと手放せる人はまずいないでしょうから、どういったことに気をつければ少しだけでも症状を軽減できるかあげたいと思います。
1. | ペットの世話は家族の誰かにやってもらう。 ペットのケージ掃除等はどうしても毛に触れてしまうものです。家族の誰かに頼んで、やってもらうようにしましょう。 |
2. | 毛をなるべく飛び散らせない。 ペットの毛は私達の髪の毛と同じで、毎日抜け落ちるものです。それをそのままにしておくと常に毛が飛び散る状態となってしまいますので、毎日ブラッシングの時間を作り、抜ける毛は抜いてしまって予定外に毛と触れる機会は減らしましょう。ケージの掃除もまめに行ってください。 |
3. | 過度のスキンシップはしない。 ペットがいくら可愛くってもキスしたりしてはいけません。 なでまわして可愛がるのもいけません。ペットは適度なスキンシップがあればそれだけで飼い主との繋がりを持ちますので、過剰に可愛がる必要はないんです。なので、可愛いからとやたらと触らなくてもいいんです。つれなく触らないようにすることはありませんが、触り過ぎないように心がけましょう。また、ペットを触った後は手を洗う習慣もつけましょう。 |
4. | ペットの場所と自分の場所を分ける。 ペットにもお気に入りの場所というのがあります。それがもしあなたのベッドだったらば、確実に毎晩アレルギー反応が起きることでしょう。そうならないように、ペットの場所と自分の場所は分けましょう。 |
5. | 治療を続ける。 アレルギーの治療というのは薬を飲んではい治りました、とはいきません。何年もかかる長期治療になりますし、それでもアレルギー反応が軽減されるだけで完治はしない可能性が高いです。途中で挫折したりせず、根気よく治療は続けて下さい。 |
6. | ボーダーラインを見つける。 ペットのアレルギーというのは触れてすぐおきるひどい場合もありますが、大抵は触れる時間が長いと起きるものです。どれくらいの長さであればさほどアレルギー反応が出ないでいられるかのボーダーラインを見つけ、その時間内でのスキンシップを日に数回持つようにしてみてはどうでしょう? |
7. | 部屋も清潔に。 そんなつもりがなくっても抜け毛というのは場所を選ばずに落ちるものです。ペットを放す部屋はまめに掃除するようにし、清潔な環境を保つようにしましょう。 |
8. | 神経質になりすぎないこと。 先に書きましたが、心理的な要因もアレルギーと関係します。そうでなくとも、気にしすぎているとその感情は臭いとなって発散されますので、鼻のいいペットはそれを嗅ぎ取り、不安になるものです。飼い主もペットも安定した状態でいられるように、神経質になりすぎることのないように注意しながら、気にかけるようにして下さい。 |
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