ラスベガスと周辺のエリアガイド(8ページ目)

地球の大きさを感じさせるグランドキャニオン国立公園　

グランドキャニオン国立公園はアリゾナ州にある世界遺産です。ラスベガスからセスナで約45分、車で約5時間と非常にアクセスが良いため、年間400万人以上の人が訪れるアメリカで最も人気のある観光地の1つ。

地殻変動によって隆起したこのエリアにコロラド川が流れ込み、大地を削り、雄大なグランドキャニオンが出来上がりました。下の方の地層はなんと20億年前のもの。ここに来ると、地球の大きさを感じずにはいられません。

ほとんどの日本人旅行者は、ラスベガスから日帰りのセスナツアーを利用します。ラスベガスからセスナでグランドキャニオン空港まで飛び、バスで2，3か所のビューポイントをまわり、途中のビュッフェで食事をし、ラスベガスに帰るというものです。所要時間は約8時間。朝一のツアーに参加をすれば、お昼2時過ぎにはラスベガスに戻れますので、夕方からの時間を有効活用できるのです

しかし、少し時間の余裕がある人にはラスベガスから車でアクセスし、2，3日ゆっくり滞在することをおすすめします。理由はいくつもありますが、まずは、朝日や夕日の時間帯に刻々と表情を変えるグランドキャニオンを見ることができるから。2つ目は、夜中に日本では見ることのできないほどの満天の星空を見ることができるから。そして3つ目は、トレイルを1時間ほど下れば、上から見るのとは全く違った景色を見ることができるからです。

観光の中心は、サウスリムと呼ばれるコロラド川の南側。その中でも誰もが必ず訪れるのがホテルやキャンプ場、スーパー、そしていくつものビューポイントがあるビレッジと呼ばれるエリア。ビレッジ内のブライトエンジェルロッジ裏からの眺めは大迫力。また、朝日のポイントとして有名なマーサーポイントやヤバパイポイントも必ず訪れてほしいポイントです。

このエリアは無料のシャトルバスも走っているので、数日滞在する人は、それを利用して効率よくビューポイントを周るといいでしょう。

詳細はこちら＞＞＞グランドキャニオン国立公園