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ウルグルオオクサガエルは大きな目が特徴的! 基本情報と飼育方法

今回は、ウルグルオオクサガエルの基本情報と飼育方法をご紹介いたします。ウルグルオオクサガエルは、タンザニアに分布する大きな目が特徴的なクサガエルの一種。明るい体色と大きな目がかわいらしく、非常に人気があるカエルです。

執筆者:星野 一三雄

ウルグルオオクサガエルの基本情報

ウルグルオオクサガエルの基本情報と飼育方法

撮影協力:Endless Zone

ウルグルオオクサガエル
学 名Leptopelis uluguruensis別 名:ウルグルルビーアイオオクサガエル英 名:Uluguru Forest Treefrog 分 布:タンザニア全 長:オス28-38mm メス46-48mm  タンザニアに分布する大きな目が特徴的なクサガエルの一種です。

目が大きく、虹彩が暗赤色をしていることが特徴で、別名のルビーアイオオクサガエルの由来となっています。体色はさまざまで青緑色から黄緑色の地色に白い斑紋が入る場合が多いようです。
熱帯雨林で樹上生活をしていて、特に水場に近い樹上でよく見られるようですが、開拓された耕作地などでも普通に見られるそうです。

水場に近い湿った場所に小さな卵塊で産卵をするようですが、水面にせり出した樹上で産卵を行うという情報もあります。卵は一週間ほどで孵化し、数週間後には変態して陸上生活に移るようですが、詳しいことはまだわかっていません。

明るい体色と大きな目がかわいらしく、非常に人気があるカエルです。数年前に入荷してから、人気があるために定期的に輸入され見る機会も多くなってきました。

写真の個体はイベント会場で撮影されたもので明るい環境であるためにネコ目になってしまっていますが、普段は文字通り透明感のある暗赤色ですし、このようなあまり条件が良くない環境でも美しい体色を保っていますので、それほど神経質でもなく飼育もしやすいようです。ただし、現地では生息環境の悪化から生息数は減少気味であるそうです。

赤っ恥をかかない程度の知識

  • タンザニアのクサガエル
  • 大きくて赤い目が特徴
  • 背中に白い斑紋が入る個体が多い
  • 生態等はあまりよくわかっていない
  • 非常に人気がある
 

ウルグルオオクサガエルの飼育方法

飼育容器
高さと通気を重視したケースを使う。45cm水槽サイズで1ペアくらいが理想

温度
昼間は22~28℃程度、夜間はやや低温に保つ

照明
必要なし

床材
ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷く

容器内レイアウト
観葉植物を鉢ごと入れ、木の枝を配する。タッパーなどの水容器を設置。高い場所にピッタリと体にフィットするような隠れ家を設置する


昆虫食性

基本的な世話
樹上性カエルの飼育
  • 毎日、夜間に霧吹きをする
  • 常時湿らせすぎにならないようにする
※生態等の情報は「爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1(誠文堂新光社)」と海外サイトを参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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