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ニシキセタカガメ

久しぶりのバタグールガメの第42弾は、ちょっと稀少というか絶滅危惧なニシキセタカガメです!

執筆者:星野 一三雄

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ニシキセタカガメ

学 名Kachuga kachuga別 名:インドセタカガメ英 名:Red-crowned Roofed Turtle
分 布:インド北東部、バングラデシュ、ネパール南部甲 長:最大58cm

セタカガメの仲間の最大の種です。

幼体時はセタカガメらしく、背甲に棘状のキールが発達しますが、成長とともに目立たなくなり、高さもなくなり扁平に近くなります。背甲の色はオリーブ色から暗褐色で斑紋はありません。メスがオスよりかなり大きくなるタイプですが、オスの婚姻色が派手で和名の由来になっています。雌雄とも頭部は灰青色ですが、雄は成熟すると赤と黄色のラインが入り、非常に美しくなります。

大きな河川に生息し、水生が強いのですが陸地で日光浴をする姿もよく観察されています。しかし、非常に臆病で危険を察知するとすぐに水中に逃げてしまいます。

食性は成体ではほぼ完全に植物食性であるようです。

3-4月に64-75×38-45mm程度の大きさの卵を15-30個産んだ記録があり、2ヶ月ほどで孵化するそうです。

名前の通り、美しい種類であるため人気がありますが、ほとんど流通しない種類です。

アジアでも、もっとも絶滅が危惧されている淡水性のカメであると言われ、特に食用のための乱獲による捕獲圧が大きいようです。

飼育もしやすいようですが、まとまった数の流通はのぞめず、高価でもあります。

大きくなるため、日本での飼育は大変ですが、国内での繁殖が期待される種類と言えるでしょう。

CITES 附属書II掲載種

ニシキセタカガメ
撮影協力:Endless Zone
赤っ恥をかかない程度の知識
  • 非常に大きくなるセタカガメ
  • オスの婚姻色が美しい
  • セタカガメとしては背甲は扁平
  • 生息地では激減している
  • 流通量は非常に少ない

飼育の基本情報飼育容器水生傾向と遊泳力が強いので90cmクラス以上の水槽など。温度25℃~29℃に保温。冬眠をしないため冬も保温する照明紫外線入りのバスキングランプが必要ろ過強力な外部式フィルターと上部フィルター床材(底砂)特に必要なし容器内レイアウト泳ぎ回れるくらいの豊富な水量を維持するために水深は背甲の高さの3倍程度以上。日光浴用の陸地も必要。餌雑食で配合飼料にも餌付くが成体は植物食性が強いため葉野菜やニンジン、野草などを与えたい基本的な世話いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • 比較的高温で飼育する
  • 泳げるレベルの水場を作る
  • 攻撃性が強いので他種との同居飼育は避ける
  • など※情報は「クリーパー No.27(クリーパー社)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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