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撮影協力:爬虫類倶楽部 |
ザンジバルヒルヤモリ
学 名:Phelsuma dubia別 名:ニブイロヒルヤモリ、ディビアデイゲッコー英 名:Zanzibar Day Gecko, Dull-green Day Gecko分 布:マダガスカル、コモロ諸島、セイシェル、タンザニア(ザンジバル諸島含む)、ケニア、モザンビーク島全 長:15cmヒルヤモリの仲間の中で数少ない、アフリカ大陸にも分布する種類です。
英名や和名からもわかるようにややくすんだ緑色をしていて、赤い斑紋が散在しています。また目の周囲も青く縁取られ、落ち着いた色彩の中でもシャープなイメージのヒルヤモリです。
基本的な生態は、他のヒルヤモリと同様なのでグランディスヒルヤモリの項を参照して下さい。
卵生で床材の中に1クラッチで2個の卵を産みつけます。メスは1シーズンに6クラッチほども産卵すると言われています。卵は40-50日程度孵化します。孵化した幼体はおよそ8ヶ月で繁殖可能になります。
ヒルヤモリとしては中型の種類ですが、やや鮮やかさに欠けるからか、あまり流通することはなく目にする機会は多くありません。
他のヒルヤモリ同様に国内ではどうしても人気がイマイチなのが実にもったいない種類です。というかその存在すら知らない人も多いと思いますが、名前だけなら相当カッコイイので、これを機会に認知度が高まると良いのですが。あ、カッコイイと思うのはガンヲタだけですね。
CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種赤っ恥をかかない程度の知識- アフリカ大陸にも分布する数少ないヒルヤモリ
- ザンジバルはタンザニアの地名
- 中型でややくすんだ色をしている
- あまり流通しない
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | 高さがあり、かつ通気性がよい飼育ケース |
温度 | 28℃前後 |
照明 | ホットスポットと紫外線を発する爬虫類用ランプ |
床材 | ヤシガラ土などを薄めに敷く |
容器内レイアウト | 観葉植物や木の枝、流木などを立体的に設置 |
餌 | コオロギなどの昆虫、果実のペーストやベビーフードなど |
基本的な世話 | いわゆる樹上性・住家性ヤモリの飼育方法- 立体活動ができるようにする
- 水入れは設置した方がよい
- 一日に一回は霧吹きをする
- 皮膚が弱いので、強くつかまない
- オスは攻撃性が強いので複数飼育はできるだけ避ける
など
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※「飼育の基本情報」は「ゲッコーの本(リアルエステイト社)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。 |
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