前回のカメ編に続きまして「定額給付金を両爬に遣う!」の第2弾トカゲ編です!!
いや、なんか意外にも前回のカメ編がまあまあの評判だったもので驚いています。
さあ、あぶく銭の12,000円を、どう有効にトカゲに遣っちゃいましょうか!?
前回のカメと同じように「トカゲで初めての両爬飼育」「新しいグループとしてトカゲ」「マニアは」の3部構成で行ってみましょう!
トカゲ飼育の初期投資
まずは、とにかく両爬の飼育は初めてで、これを機会にトカゲの飼育を始めてみたい、という初心者の方の定額給付金の遣い方を考えてみましょう。とにかく、トカゲの飼育にはカメ以上の設備投資がかかってしまいます。
その一番はなんと言っても「照明器具」です。そう、紫外線の確保です。
照明器具に関してはコチラの記事を。
もちろん、屋外で飼育すれば照明器具も不要ですが、何より熱射事故が心配です。それともう一つ。
トカゲはカメよりも「横から観るべき」生き物だと思います。上から眺めるだけではトカゲと仲良くできませんし、魅力も半減するのではないかと思います。ですから、飼育容器も、出費をケチって衣装ケースとかにするわけにも行かないと思います。
というわけで、カメの時と違って、初心者でも飼育器具をある程度しっかり揃えることを考えたいところです。
そうすると、飼育容器は前開きの爬虫類用ケースを使いたいところですが、これでは照明を買うことができませんので、ガマンして観賞魚用の60cmガラス水槽を使いましょう。フタがほしいかもしれませんが、水槽のフタは高価ですから今回はあきらめます。
問題は照明ですが、爬虫類専用の蛍光灯を使いますから観賞魚用のライトスタンドが必要です。60cm水槽用で蛍光灯が一つだけつけられるもので十分でしょう。ただし、ショップ等によっては紫外線を放射するスパイラルライトがカバーとスタンドとセットになって割引価格になっている場合も多いので、そういうものを利用するといいかもしれません。
あとは保温用のホットスポットが必要になります。これはクリップスタンドと一般用のレフ球があればいいでしょう。
他には床材や水入れ、シェルターなどが必要ですがこれは100均ショップで工夫して揃えましょう。最後に床材は新聞紙、あるいは園芸用の黒土やピートモス、パームピートを使います。
さて、これでいくらになるかをざっと計算してみます。
ホームセンターのペット用品売り場なら、水槽3,000円+蛍光灯スタンド3,000円で6,000円。爬虫類用蛍光管はショップを選べば2,500円くらいのがあるはずです。これにホットスポット用のクリップスタンドとレフ球で1,000円。床材とインテリアで500円とすると...3,000+3,000+2,500+1,000+500=10,000円...
残り2,000円で生体を買わなきゃいけません...って、そんなんいますでしょうか?