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マスクゼンマイトカゲ
画像提供:ペポニ

マスクゼンマイトカゲ

学 名Leiocephalus personatus 別 名:-英 名:Hispaniolan Masked Curly-tailed Lizard, Haitian Curlytail Lizard, Jewelled Curly-tail Lizard, Masked Curly-tailed Lizard分 布:カリブ海のイスパニョーラ島(ハイチ、ドミニカ共和国)全長:17-27cm

カリブ海のイスパニョーラ島に生息する美しい小型のイグアナです。

本種は、九州の2倍程度の大きさであり、カリブ海で2番目に大きい島であるイスパニョーラ島にのみ生息していますが、実に11以上の亜種に分けられています。残念ながら写真の個体がどの亜種かまではわかりませんが、一般的にオスは成熟すると美しくなります。即ち、頬から胴体、尾にかけて赤からオレンジ色になり、そこに細かく白い網目状の模様が広がります。さらに四肢は緑色に発色します。一方、メスは地味で本種の基本色である褐色地に吻部から目を通った黒く太いラインが走ります。これが仮面をつけているように見えるため、学名や和名の由来になっています。また、特にオスは後頭部から尾にかけてクシ状のクレストが発達します。

海岸の砂丘域や開けた農場などの乾燥した砂地などで生活し、夜間は砂に掘った穴に潜っています。食性は、基本的に昆虫食性です。

メスは交尾後2-3週間で産卵を行い、3-8個の卵を3クラッチほど産みます。卵は26℃で60日程度で孵化に至ります。

尾をコイル状に持ち上げる習性を持つゼンマイトカゲの仲間の中で、もっとも美しく比較的流通するため、よく知られた種類です。しかし、名前を聞く割には実物を見る機会がそれほど多くないのか、オスがこれほど美しいトカゲであることはあまり知られていません。また価格も安価で、低く見られがちなのか人気も高いとは言えないトカゲです。

しかし、小型で美しく、さらに丈夫で飼育も容易ですから、もっと人気が出ても良さそうな気がします。

イグアナ科は、アジアやアフリカ、オセアニアのアガマ科と対比されますが、本種のカウンターパートにあたるアガマの仲間、つまり乾燥系で小型で飼育しやすい種類というのは、オーストラリアのネッテッドドラゴンやアフリカのイワアガマの仲間くらいで、決してポピュラーとは言えません。さらに本種はやや体高があって小型ながらバランスのとれた体型をしていますので、非常にカッコイイトカゲであると言えます。

こういうのって、突然保護の対象になったりしやすいから安価に入ってきている間に、CB化しちゃった方がイイと思うんですけどね。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • イスパニョーラ島のみに分布
  • 亜種が非常に多い
  • 尾を上に巻き上げて逃げたりする
  • 昆虫食性
  • 飼育は容易
  • 乾燥系に近い
飼育の基本情報
飼育容器60cmクラス以上の水槽など。特に通気性を良くして、高さも確保
温度ホットスポット部は32~35℃、低温部は26~30℃。夜間は21~24℃にする。昼夜の温度差を付ける。冬季は15℃程度まで下げると繁殖誘発できるらしい
照明比較的強い紫外線灯とバスキングランプが必要
床材爬虫類用の砂漠の砂など
容器内レイアウト流木を横倒しにして観葉植物などを入れると良い。水入れは小型のものを設置
昆虫食中心の雑食
基本的な世話乾燥系トカゲの飼育に準ずる
  • カルシウムの添加は必須。ときどきビタミン剤も添加する
  • 立体的な活動を行うので高さのあるケージがよい
  • 通気性を確保できるケージを使う
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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