2月もあとわずか、というこの時期に、早くも今年の重大ニュース入り間違いなし!というビッグニュースが舞い込んできました!そう
「ヨウスコウワニ再輸入!」
というビッグニュースです!
今回は、一ヨウスコウワニファンとして、このニュースを紹介させていただきましょう!
今回輸入されたヨウスコウワニ |
画像提供:マニアックレプタイルズ |
ヨウスコウワニって...
ご存じのない、あるいは興味が全くない、という方も多いかもしれませんので、改めて、このワニ界のスーパースター・ヨウスコウワニを簡単にご紹介しましょう。ヨウスコウワニ |
ヨウスコウワニは、中国の揚子江に生息するワニです。
温帯域に生息する唯一のワニで、現地では冬の間は冬眠することが知られており、熱帯のジャングルに生息するワニのイメージを覆す存在です。
ワニとしては比較的小型で、性質も温和であることから扱いやすく、日本の気候でも無理なく環境設定できることから「もっとも日本で飼育に向いているワニ」あるいは「唯一、日本の家庭でも飼育が可能なワニ」として非常に人気があります。
特に2002年にビバリウムガイド誌のNo.16で紹介されたことにより、多くの両爬飼育者に魅力が広まり、垂涎の的となりました。
さらに詳しくはコチラ↓
両爬オンライン図鑑Terra Herps.・ヨウスコウワニ
止まった流通
しかし、そもそも分布も狭く、生息環境の悪化から中国では保護の対象となっていて、国際的にも輸出入が禁止されているCITES I の生き物でもありますから、その流通量は少なく、おそらく私が飼育している「シャンハイ」が輸入された2004年を最後に、新たに国内に輸入されることはなくなってしまいました。しかし、このワニに魅了されたファンは多く、その流通が熱望されていたのです。
そんな魅力的かつ貴重なヨウスコウワニが5年ぶりに輸入されたのですから、これがビッグニュースでなくてなんなのか、と。