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ノドダレトゲオイグアナ
画像提供:ペポニ

ノドダレトゲオイグアナ

学 名Ctenosaura palearis 別 名:エニアリオサウルス(古い属名)英 名:Guatemalan Spiny-tailed Iguana, Paleate Spiny-tail Iguana分 布:グアテマラ南東部のモタグア川流域全 長:60cm

グアテマラの狭い地域に生息する中型のイグアナです。

かつては本種を含む5種でEnyaliosaurus 属とされていたために、今でもエニアリオサウルスと呼ばれることもあります。

トゲオイグアナの名前の通り、棘状の突起が発達した太い尾を持っています。また種名からもわかるように、咽喉垂が非常に発達していてヒダ状になって垂れ下がっています。さらに背中線に棘状のクレストも発達しています。地色は灰褐色ですが、不明瞭な暗色の太いバンドが数本走っています。成熟するとところどころが白色に抜ける部分が出てきます。幼体時は明るい場所などで黄緑色を発色しますが、暗色のバンドが目立ちます。

標高150-250mの範囲のやや乾燥した岩場や森林で生活していて、岩の上や倒木の上で日光浴をする姿がよく観察されるようです。

幼体時は昆虫食を含む雑食性ですが、成長にしたがって植物食中心になります。

繁殖生態は卵生で、交尾後8-10週間で産卵をします。1回の産卵数は10-35個でおよそ90日で孵化します。

トゲオイグアナの仲間としては、比較的流通量が多いようですが、そもそもがあまり一般的な人気が高いグループではありませんので、あまり目にする機会は少ない種類です。また気が荒い個体が多い、このグループの中では扱いやすい種類であるといわれているため、知名度が上がれば人気が出るかもしれません。しかし生息地では、食用のためとペット用の捕獲と生息環境の悪化から非常に数が減っているそうで、1997年に別種として本種から分割されたクロムネトゲオイグアナC. melanosterna と合わせても10,000頭ほどしか生息していないという報告もあるそうです。

ちょ、本当にトゲオイグアナの仲間って詳しくなくて解説や魅力を伝えきれないんですよね...でも、この写真から伝わるかわかりませんが、しみじみ見てみると、これをカッコイイと言わずして何をカッコイイとするのか、って感じではありますよね。本当に恐竜のイメージにピッタリです。それと、成熟個体の白い色抜けが実に渋いと思いますし。余計な知識なしに、トカゲの魅力を兼ね備えた生き物と言えます。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 中型のトゲオイグアナ
  • グアテマラにのみ分布
  • 流通量は比較的多いが生息地は限られていて、激減しているらしい
  • トゲオイグアナにしてはおとなしいらしい
  • 名前の通り垂れ下がった咽喉垂が特徴

飼育の基本情報
飼育容器最終的には大型のケージが必要。幼体時は150cm程度の高さのガラス温室
温度夜間は最低25℃、日中は最高35℃程度に保温。ホットスポットは40℃前後
照明紫外線灯とバスキングランプが必要
床材新聞紙など
容器内レイアウト幼体時は止まり木を配する。大きくなったら太くてしっかりした止まり木を一本設置する。大型の成体以外は全身が浸かれる水容器を設置
緑黄色野菜を中心にいろいろな種類の植物を与える。イグアナフードは野菜などに混ぜて与える程度。幼体時はコオロギなどを好む
基本的な世話
  • 基本的にはグリーンイグアナの飼育に準ずる
  • 止水を認識しないので、水流をつけたりドリップ式で給水する。スポイトなどで直接飲ませると馴化になる
  • 動物質を与えすぎると痛風になりやすい
※生態等の情報は「ビバリウムガイド No.36(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトとショップ関係者の方の話を参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。