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画像提供:ペポニ |
ミツユビアホロテトカゲ
学 名:Bipes tridactylus別 名:-英 名:Three-toed Worm Lizard, Ajolote分 布:メキシコのゲレロ州のごく一部全長:17-26cm図鑑やテレビではお馴染みですが、まず流通すること自体があきらめられていたアホロテトカゲの一種です。
アホロテトカゲはミミズトカゲ亜目の中のフタアシミミズトカゲ科の種類の総称です。「アホロテ」は「ajolote」であり、メキシコサラマンダーのネオテニーつまり「axolotl(アホロートル)」と同義で、現地では「水に遊ぶ犬」という意味から「妖精」とか「妖怪」みたいな広い意味で使われているようで、本種の奇異な形態からつけられた名称のようです。フタアシミミズトカゲ科、つまりアホロテトカゲはメキシコでのみ生息が知られており、現在までに以下の4種が知られています。
- Bipes alvarezi
- B. canaliculatus
- B. biporus
- B. tridactylus
ただし、最大で9種にも分けるという考え方もあるようです。アホロテトカゲの仲間は、他のミミズトカゲの仲間にはない「前足」があることです。基本的に、それ以外の形態は他科の種類と大差はありません。
本種の最大の特徴は、名前からもわかるように、前肢に指が3本しかないことです。他種では指は5本、または4本です。
また一般に、図鑑やTV番組で日本で知られているアホロテトカゲは白っぽい色をしているのですが、本種は紫色がかった暗い色をしているようです。
ほとんど生態は知られていませんが、分布域では乾燥した地域の地中に潜って生活をしていますが、夜間には地表面でエサを探したりするようです。繁殖生態は卵生であることがわかっています。
メキシコは野生動物の保護が厳しく、また本種はその生態から、現地でもなかなか見ることができない、稀少な種のようですから、まず流通することなどは考えられなかったわけです。私たち両爬ファンの間では、せめて自分たちが生きている間に、日本国内で生きている姿を見ることができれば御の字、みたいな生き物の代表としてのステータスを持っているトカゲでした。それが、まさか流通するなんて、って感じです。スゴイ出来事です。マジで。
でも単なるキモい生き物なんですがね。フツーの人から見れば。
それでも欲しい~!!でも、買えません。そりゃ、もう高いですから...赤っ恥をかかない程度の知識- 簡単に言うと前足だけを持つミミズトカゲ
- メキシコのごく一部にのみ分布
- アホロテトカゲはメキシコにのみ分布
- アホロテトカゲは4種とされている
- 卵生
- まず流通しないため、ホビーとしては幻の生き物
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | 45cmクラス程度の容器で床面積が広いもの |
温度 | 容器下にフィルムヒーターを敷く |
照明 | 特に必要なし |
床材 | おそらく乾燥した砂を厚めに敷けばいいと思われるが、オアシスなどを一部に埋め込んで一部湿った場所を設定しておくといいと思われる |
容器内レイアウト | 水入れを常設する |
餌 | 頭をつぶしたコオロギや刻んだピンクマウスなどを餌皿の上などに置くと食う |
基本的な世話 | 床材は湿らせすぎないようにするエサは置き餌で食うが、普段は床材の中に潜っているだけなので、コミュニケーションのため給餌はピンセットなどで直接与える方が楽しい※「飼育の基本情報」は海外サイトおよびショップの方の話を参考にしました。 |
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