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コモドドラゴン
上野動物園展示個体

コモドドラゴン

学 名Varanus komodoensis別 名:コモドオオトカゲ英 名:Komodo Dragon, Komodo Island Monitor分 布:インドネシアの小スンダ列島のコモド島、フローレス島、リンチャ島、ギルモンタン島)全長:最大3.1m

言うまでもなく、現生最大のトカゲです。

発見当初から、6mとか7m、はては10mなどという大きさで認識されてしまったような生き物ですが、とりあえずこれまでの記録では313cmが最大です。したがって、全長では4mを超えるハナブトオオトカゲに譲りますが、ボリュームがあるため最大のトカゲという認識は不動でいいと考えられます。

テレビ等で映される個体は、全身が灰褐色で地味ですが、幼体や若い個体は黄色のスポットや斑紋があり、意外に美しいオオトカゲです。

生息地ではサバンナや乾燥した森林に生息し、大型の哺乳類まで含めた、さまざまな脊椎動物を餌としています。本種の口の中には非常に多くの細菌類が存在しており、その中の数種の敗血症を引き起こす菌類を使って、噛みついた大型の哺乳類などを絶命させ、遺体の腐臭をたどって、その遺体をむさぼり食うという生態であることがわかっています。

幼体は、樹上性が強く、昆虫類や小さな爬虫類を餌としています。

繁殖生態は卵生で、7-9月くらいに30個ほどの卵を産むようです。卵は8ヶ月ほどの期間を経て、孵化に至り、37cm程度の全長の幼体が生まれます。

なお2006年に、本種がメスだけで繁殖を行う「単為生殖」もできることが明らかにされました。

恐竜との類縁関係は、ほとんどなく、生物学的には「恐竜」ではないのですが、やはりもっとも恐竜を彷彿させる生き物であることは否定できません。堂々とした体躯は、まさに恐竜のイメージと言えるでしょう。

唯一、人間を襲うことがあるトカゲであり、非常に恐ろしいイメージがありますが、飼育などをした場合は、人に慣れる状態になり、知能の高さを感じさせるとも言います。

飼育の対象にはなり得ない生き物ですが、やはり私としてはコモド島に行って野生のコモドドラゴンと遭遇してみたいと考えています。って言うか、絶対に数年のうちにコモド島に行きます!!

ただし、非常に分布が限られているために、絶滅の心配が危惧される生き物です。こんな生き物がいなくなってしまったら、本当に地球っておもしろくない場所になってしまいます。しっかりと保護をして、未来の地球でもドラゴンが闊歩するような環境が残っていることを望んでやみません。

CITES(ワシントン条約)の付属書I類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 重量やボリュームで考えれば、世界最大のトカゲ
  • コモド島だけに生息しているわけではない
  • 幼体は美しい
  • CITES Iであり、国際的に厳重に保護されている
仮に飼えるとしたならば、の飼育の基本情報
飼育容器底面積150cm×80cmクラス以上の飼育施設が必要。最終的には数メートル四方の大きさの飼育施設が必要
温度基本は23℃程度。ホットスポット下は50℃前後で設置。容器下にフィルムヒーターを敷く。ケージ内に温度勾配を作ること。
照明爬虫類用の紫外線灯やバスキングランプが必須。できれば直射日光で日光浴をさせる。
床材ベラボン、人工芝、新聞紙など。めくり上がりなどに注意する。
容器内レイアウトシェルターと全身が入ることを浸ることができる水入れ。ホットスポット下に平たい石など
幼体はコオロギを中心にウズラ、マウスなどを少量。成体になってからはさらに大きなエサが必要。栄養添加剤は必須
基本的な世話オオトカゲ類の飼育に準ずる
  • あまり乾燥させすぎず、定期的に霧吹きを行って湿度を上げる時間を作る
※情報は「爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ(誠文堂新光社)」「大蜥蜴世界(マリン企画)」および海外サイトを参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。