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ハラスジヤマガメ

気づいてみたら、いつの間にか水生ガメは100種を超えていました!!で、101種めはバタグールガメの第31弾で南米ヤマガメ・ハラスジヤマガメです!!

執筆者:星野 一三雄

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ハラスジヤマガメ
撮影協力:Owner's fish

ハラスジヤマガメ

学 名Rhinoclemmys funerea別 名:クロヤマガメ英 名:Black Wood Turtle分 布:中米(ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、コスタリカ、コロンビア)甲 長:最大32.5cm

南米に分布するイシガメ科であるアメリカヤマガメRhinoclemmys 属の一種で、属中最大の種です。

写真の個体のように幼体の頃は扁平で灰褐色の背甲ですが、成長すると甲は高く盛り上がり、色も黒くなっていきます。腹甲は黒色で各甲板の継ぎ目が黄色く縁取られているため、このような名前で呼ばれるとされますが、幼体時にはこのような明色のラインがなく黒一色である場合も多いようです。

頭部はやや幅広く、黒色ですが目の後ろから首にかけて明色のラインが不明瞭に走っています。また下あごには太く明瞭な黄色いラインが無数に入ります。

アメリカヤマガメの仲間ですが、水生傾向が強く池や沼、河川に生息し、流木の上などで日光浴をする姿などが観察されています。交尾等の繁殖行動も水中で行います。

植物食性が強く、野外では水草や果実などを主に食っているようですが、飼育下では動物性の餌もよく食います。

4月から8月にかけて繁殖を行い、1回で3卵程度を産み、4クラッチほど産卵します。卵は68×35mm程度の大きさで、甲長55mmほどの幼体が孵化します。

本種を含め、アメリカヤマガメの仲間というのは、決してポピュラーな種類とは言えず、流通量もそれほど多くありません。本種もあまり流通しているところを見かけることがなく、どちらかというと珍しい種類と言えるでしょう。

やや飼育にこつが必要であり、特に植物性の餌を与える必要があるというところに、またハードルの高さを感じます。

こんな種類を繁殖させることができたらかっこいいんですけどねー。
赤っ恥をかかない程度の知識
  • アメリカヤマガメの仲間の中の最大種
  • 水性傾向が強い
  • 日本での流通量は少ない
  • ときどきCBが流通する
  • 幼体時の背甲は灰色だが、黒くなっていく
  • 基本的には植物食性
飼育の基本情報飼育容器60cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど。温度温度の22~27℃程度が適温。高温部は27~30℃程度まで。冬は保温が必要照明高温の照明を嫌うため爬虫類用の紫外線入り蛍光灯を用いる床材(底砂)保湿性のある素材を厚めに敷く容器内レイアウト水生傾向が強いため水場を広めにとる餌植物食傾向が強い雑食。配合飼料も食う
基本的な世話いわゆる半水生ガメの飼育法ポイントは
  • 幼体時から植物性の餌を与える必要がある
  • 低温には弱いので特に低温期は保温が必要
  • やや酸性に水質を傾けた方がいいという情報もある
  • など※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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