爬虫類・両生類/ヘビの飼い方

ネズミ年だから、北米駄鼠蛇!(4ページ目)

新年企画!今年の干支にちなんで「ラット」スネークのススメ!...ムリは承知ですとも、ハイ。

執筆者:星野 一三雄

種類師範代・・・品種

先述したように、ブラックラットやテキサスラットを中心に、さまざまな色彩変異個体が品種として流通しています。

もっとも有名なのはリューシスティックでしょう。
いわゆる無斑型で全身がある種の磁器のように真っ白な「白ヘビ」です。中でもテキサスラットは、流通量も非常に多くもっとも入手しやすいラットスネークでしょう。また最近ではブラックラットでもリューシスティックが見られます。さらにアルビノのリューシスティックも多く、目が赤いため「ルビーアイ」などと呼ばれます。
全然「ブラック」じゃない
ブラックラットのアルビノ

アルビノはブラック、イエロー、テキサスあたりで普通に流通しています。通常のアルビノと異なるT+アルビノと呼ばれる品種もテキサスあたりで見られるようです。
これ、キレイーテキサスラットのT+アルビノ画像提供:EndlessZone
また部分白化であるリコリススティックはホワイトサイドとも呼ばれる品種で、ブラックラットでよく見られます。
実は、あまり好きではないのでした
ブラックラットのリコリススティック

その他にも、名前が付かないような不思議な体色をした個体も多く、バラエティに富んでいます。

で、もちろんこれらの品種は非常に美しく、興味深いものがあります。品種として固定した先人の努力に脱帽で、敬意を表します。
が、コレは完全に私の独断なんですが、やはり北米駄鼠蛇道では、ノーマルにこだわりたいところです。ノーマルの魅力を堪能することで、これらの品種の魅力も倍増するはずですから。
改良品種の良さとノーマルの良さを感じることができると考えれば、一種類で二度おいしいヘビと言えると思います。
なかなか探してもいない、どノーマル。しかもワイルド
ノーマルのテキサスラットスネーク

色彩変異に関してはコチラの記事をどうぞ
さて、では次は最後になりますが、その飼育に関してです。
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