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トウブヘビガタトカゲ
撮影協力:爬虫類倶楽部(於:九州レプタイルフェスタ)

トウブヘビガタトカゲ

学 名Ophisaurus ventralis別 名:トウブアシナシトカゲ英 名:Eastern Glass Lizard, Eastern Glass Snake分 布:アメリカ合衆国東部およびネブラスカ州、ミズーリ州、ケイマン諸島体 長:全長46-108cm

四肢が退化してヘビのような姿になっているトカゲにはいろいろありますが、本種はアンギストカゲの仲間です。

アメリカ合衆国の東部を中心に広く分布する種類ですが、個体差なのか斑紋パターンにいろいろあり、亜種として分けられる可能性もあります。

アメリカ合衆国には本種を含めて以下の4種のOphisaurus 属が分布しているとされています。どれも分布が重なっていて、形態も似ているのですが、本属は体側の暗色部と白色部の境に明瞭な溝があり、その溝周辺の斑紋パターンにより見分けることが可能なようです。

  • Ophisaurus attenuatus Slender Glass Lizard・・・体側の溝より下の淡色部に数本のスポット状のストライプがある
  • O. compressus Island Glass Lizard・・・体側の溝より上に明瞭な1本の暗色ストライプがある
  • O. mimicus Mimic Glass Lizard・・・体側の溝の上部にも下部にも明瞭な数本の暗色ストライプがある
  • O. ventralis Eastern Glass Lizard・・・体側の溝の上部にも下部にも明瞭なストライプはない。頭部の後方に明色の縦条が数本ある
という感じなのですが、成長によっても斑紋パターンが異なったりするために、流通するのがどの種なのかはかなりわかりにくいようです。写真の個体は頭部の後方の斑紋パターンから考えるとO. ventralis と考えられます。

尾が非常に長く、頭胴長とほぼ同じかそれ以上の長さであり、自切も可能です。

主に砂が多いような比較的乾燥した場所に生息していますが、板などのシェルターになるようなものの下、つまり湿った場所に隠れています。また海岸線に近い場所の岩の下などにも生息しています。昼行性で、主に昆虫類を食っています。

卵生で、初夏に8-17個の卵を産みます。メス親は卵をとぐろを巻いて守り、孵化まで世話をします。卵は56-61日で孵化に至ります。

おそらく、流通するのは主に本種であると考えられ、比較的流通もしているようです。

この属は有名なヨーロッパヘビトカゲや中国のハーティヘビガタトカゲも属していて、他にもアフリカや東南アジア、中米にも分布しています。

とにかく異形中の異形と考えていいと思いますが、熱烈なファンがいるのも事実で、かくいう私も「大ファン」です。いつか飼いたいんですよね...

赤っ恥をかかない程度の知識
  • アンギストカゲ科のトカゲ
  • 原産地はアメリカ合衆国東部
  • アメリカにはおそらく本種を含めて近縁種が4種が分布
  • 本種の流通が一番多いと思われる
  • 卵生
  • 飼育はそれほど難しくない
飼育の基本情報
飼育容器60cm以上の爬虫類専用ケースでいい。床面積を広くとれるようにする。脱走防止のフタは必須
温度基本は無加温だがホットスポットを設置し温度勾配を作る。容器下にフィルムヒーターを敷く
照明爬虫類用の紫外線灯やバスキングランプが必須。できれば直射日光で日光浴をさせる
床材本質的にはヤシガラ土など多少湿度を保持できる素材を厚めに敷くのがいいが、清潔さなどの点で問題もある
容器内レイアウト幼体時はシェルターを設置する。水容器は大きめのものを設置する
昆虫食
基本的な世話陸生のトカゲの飼育法
  • 幼体時は低温と乾燥に十分に注意する
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。