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キマダラチズガメ
写真提供:aLive

キマダラチズガメ

学 名Graptemys flavimaculata delticola別 名:-英 名:Yellow-blotched Map Turtle,Yellow-blotched Sawback分 布:アメリカ合衆国南部(ミシシッピ州の限られた水系)甲 長:オス10-12cm メス13-19cm

アメリカ国内で捕獲や飼育などが厳しく制限されている、非常に美しいチズガメの仲間です。

デルタクロコブチズガメと同様に「巨頭化しない」チズガメの仲間であり、あまり大型にならないグループです。上の写真の個体はやや色が薄いタイプのようですが、名前からわかるようにオリーブ色から黒褐色の背甲の各甲板に黄色の大きな斑紋があるのが特徴です。頭部や四肢は細かいストライプが無数に走り非常にメリハリのある美しい体色をしています。

比較的流れが速い川に生息していますが、小さな川でも見ることができるようです。また石灰岩質の場所に多いという情報もあります。

肉食傾向が強く、昆虫類を主食としています。飼育下で繁殖もされ始めているようですが、自然下での繁殖生態などはほとんどわかっていないようですが、数少ない観察記録によると、7月に甲長185mmの個体が深さ7-12.5cmの穴に6個の卵を産んだそうです。

生息地では、工事等による生息環境の悪化と観賞用の乱獲のために数が激減し、厳重な保護の対象になっています。1986年に行われた生息密度の調査によると、1マイル(1.6km)の範囲に336匹しか生息していないと推測され、日中にバスキングしている姿のカウントでも1マイルあたり4匹しか観察されなかったそうです。

非常に魅力的なカメですが、現地での保護とあまり進んでいないCB化のために流通する数が極端に少なく、国内でもごくわずかにEUで繁殖された個体を見ることができる程度です。そのため、非常に高価でチズガメマニアの垂涎の的となっています。最近は、国内でもさまざまなチズガメの繁殖が聞かれるようになりましたので、ぜひともこんな美しいカメですからCB化を進めることができるようになってほしいものです。

せめてこれくらいの写真は載せましょう・腹甲
飼育の基本情報
飼育容器大きさによって60~120cmクラスの水槽や衣装ケースなど。
温度25℃を下回らない程度に保温。夜間は20~21℃。ホットスポットは30℃
照明紫外線入りのバスキングランプが必要
ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
床材(底砂)特に必要なし
容器内レイアウト幼体時は背甲の高さの2倍以内の水深、成体時は20~30cm程度の水深の水場と完全に乾燥した陸地
配合飼料で良いが、肉食性が強く昆虫類や甲殻類、二枚貝類も与える必要がある
基本的な世話いわゆる水生ガメの飼育法であるが、特に
  • 水質の悪化に非常に弱いため、汚れたらすぐに取り替える
  • など
※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。