Q.ミドリガメは冬眠させた方がいいのでしょうか?

秋に入ると、私のサイト「じゃぷれっぷ」経由で、たくさんいただく質問です。

これは、非常に答えにくい質問なんですよ。
どんな答えを書いたって、必ず「いや、それは違う」って意見が出てきます。
私みたいに、何も考えずにミドリガメを飼育していた人間もいれば、ムチャクチャ努力をして、さまざまな水生ガメを飼育している方もいるし。

ですから、回答はあくまでも「私個人の」独断であることを先にお断りしておきます。

で、私の回答。

A.ミドリガメは、冬は冬眠させた方が良い

「私は」ミドリガメは、冬は冬眠させた方が良いと思います。

しかし冬眠に反対される方も、非常に多いのも事実です。
冬眠中に事故が起きて死ぬことがある。そこまでのリスクを背負って冬眠させるべきではないだろう
というのが、そのほとんどの理由です。

ただ、私は子どもの頃に飼育していた2匹のミドリガメは最大で26年間飼育していましたが、最初の2回の冬以外は、すべて冬眠させて死なせることはありませんでした。
また、現在飼育している温帯性のカメたちも、冬はすべて冬眠させており、その間に殺してしまうようなことを経験していません。

ですから「冬眠のリスク」と言われてもピンと来ないんですよ。
ただ一方でトカゲとかヘビとかは冬眠中に死なせてしまうことはあります。
明らかに「冬眠のリスク」というものが存在することは明らかではあります。
だから、いつもなんて答えて良いのか悩むんです。

でも、私は「ミドリガメは」冬は冬眠させた方が良い、と思います。
以下に、その理由を書いておきましょう。
・冬眠中は世話をしなくて良いから楽
餌も食わせなくていいし、日光浴や水換えもしなくていいのですから、こんな楽なことはありません。飼育が楽なら、捨てる人も少なくなるだろうし。

・成長を遅らせることができる
誤解を生じるといけないので、こう言い換えましょう
「適切な速度で、成長させることができる」
冬の間も、ガンガン給餌していたら、あっという間に大きくなってしまいます。大きくなりすぎたミドリガメは持て余されてしまうかもしれません。

・カメだって、眠たい
カメの体の中に、本能として冬は「休眠」する、というのがプログラムされているのではないかと思っています。現実に、冬の休眠は多くの両爬の繁殖誘因のキーでもあるのですから。

というわけで、ミドリガメは冬は冬眠させた方が良いと思います。
とにかく、みなさんが「今、飼育しているミドリガメを捨てないで飼い続けていただきたい」から、私は冬眠を奨めるわけです。

ただし、これは「甲長5cmくらい以上」のカメの話です。
ミドリガメの小さい仔ガメは、どうやってうまく飼育しても死なせてしまうことがあるくらい不安定な生き物だと思います。冬眠中に死んでしまうリスクは何倍もあると思います。私もしたことがありませんし。

じゃ、どうやって冬眠させるのか、ですが、これはちょっとだけ待って下さい。
このFAQを書いていて、ようやく「ミドリガメの冬眠のさせ方」を記事にする決心がつきました。
必ず2006年10月中に記事をアップいたします。それまで少しの間だけ、待っていて下さい。
それまでの間に、しっかりと餌を食べるだけ食べさせて、冬眠を乗り切る体力を蓄えさせておいて下さい。

<関連サイト>
じゃぷれっぷ(日本の爬虫類全種の図鑑)

<関連記事>
ミドリガメの飼い方・序章
ミドリガメの飼い方・本編

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。