3/3 九州レプタイルフェスタ2006レポート [爬虫類・両生類] All About

九レプ2006を振り返って

というわけで、大変楽しかった九レプですが私見を交えたまとめを少ししてみましょう。
・ちっちゃなトラブル
やはり、これだけの大人数を集めるイベントですから、多少のトラブルはあったようです。公式サイトの掲示板を終了後に覗いてみてから知ったのですが、出展許可をされていないのに会場で営業活動をしていた人がいたとか、あるいはこれは昨年も記事に書いたのですが、やはりこのご時世、喫煙所の問題とか。私も当事者なんですが。
トラブルの方は仕方ないとしても、喫煙所に関しては来年は何とかしなきゃいけないでしょうね．．．ただ、会場の防災上の法的規則として喫煙所って変更してはいけないんですよね。難しい問題です。

と、こういうことを書いたのですが、スタッフの方から「今年は来場された方全員に、『喫煙は他フロアーでお願いいたします』旨お願いのチラシを配っていた。」というご連絡をいただきました。ということは、知らなかったとは言えスタッフの端くれである私は、全然ダメダメです。このように、スタッフの方々も喫煙所対策は立てられていますので、私を含めたスタッフ、出展者そして来場された方々のマナーの問題こそが最も重要であります。喫煙者のプライドにかけて、来年はあの場所での喫煙はしないようにしましょう！！

ちなみに運営にあたったスタッフに
「もう4回目だから、慣れてきて、あんまり大変じゃなかったでしょう？」
と聞いてみたのですが
「いや、今回が一番大変でした．．．」
と言われました。どうやら規模が大きくなることと準備・運営の大変さは比例するようです。．．．当たり前か。

・ボランティアスタッフ
昨年も書いたかもしれませんが、九レプの風物詩となりつつある福岡ECOコミュニケーション専門学校のボランティアスタッフのみなさんの活躍。これが本当に頭が下がる思いでした。
とにかく元気な挨拶、礼儀正しい言葉遣い、きびきびと動くフットワーク。本当に、私なんて全然仕事をしてなかったからスタッフカードを首からぶら下げるのが恥ずかしかったですよ、もう。これは九レプにしか見られない光景で、きっと参加された学生さんたちの、将来の仕事に役に立つ経験だったはずです。一日中立ちっぱなしで、本当に疲れたでしょうね。お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました！

・16時以降の混雑
今回、特に思ったのですが、お客さんも計算高くなりました。閉場直前の16時前後になってから再入場してくるお客さんがスゴイ数いました。もちろん各ショップさんが「最終値下げ」するのを狙っている方が多かったんですが。私は、あんまりこの手のイベントで両爬以外のものは参加しないからわからないんですが、どんなイベントでもこんな感じなんでしょうか？もちろんコレも１つの作戦ですし、私だって安くなった方がうれしいし、値引きの交渉なんかもするんですが、あんまりみんながやってしまうと、ショップさんも商売なわけで今後の出展に影響しないとも限りません。狙った生体は他の方に買われてしまう前に買う！って姿勢も重要かもしれません。何たって両爬との出会いは一期一会ですから。

4時過ぎでも大盛況

・生体以外の出品
ネット上の掲示板などを見ると「イベントで生体と飼育関連器具以外は必要ないのでは？」という趣旨の意見が見られます。実は、私も昔はそう思っていました。ところがご存じのようにイベントの回を重ねるごとにいわゆるグッズ屋さんの出店が増えてきています。
で、これはもう完全にイベントには不可欠の存在になっています。私も、イベントに行くと必ず、そのイベントに行けない友人から「生体はいいからグッズを買ってきて」と頼まれます。またお客さんの多くも「おみやげ」として、あるいは参加した「記念」としてっずを購入していきます。さらに人気のグッズ屋さんは、ほとんど完売に近い売り上げを見せるところもあります。確実に、生体以外を販売するグッズ屋さんは、イベントのもう一つの花形と言えるでしょう。

というわけで九レプ2006のレポートでした。
今年は、昨年同様「Terra Herps.」用の写真を撮ることにエネルギーをかけてしまっていたので、あまり良いレポートができませんでしたが、雰囲気くらいは伝えられたとは思います。
とにかく、間違いなくもっとも大きくエネルギッシュなイベントに成長した九レプです。まさに、熱い九州の、九州による、そして全国の両爬ファンのためのイベントです。今後も規模も大きくなることが考えられますので、まだ参加されたことのないみなさんは、ぜひ来年はおいで下さい！！