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ミシシッピニオイガメ

ドロガメ科の第5弾であります!おなじみ、星野が唯一飼っているドロガメ科でありますミシシッピニオイガメ!

執筆者:星野 一三雄

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ミシシッピニオイガメ

学 名Sternotherus odoratus別 名:スティンクポット英 名:Common Musk Turtle分 布:北米(カナダ南東部からアメリカの東部沿岸および中部)甲 長:最大13.6cm

アメリカでもっともポピュラーなドロガメ科の小さなカメです。

背甲は細長い楕円状で、若い個体は中心部に稜線(キール)が発達しますが成長につれて不明瞭になります。色は基本的に灰色から暗褐色一色になります。頭部の側面には比較的明瞭な黄色っぽい縦条が2本走っています。

分布域では水深が浅く、流れがあってもゆるやかな環境の水場で生活しており、泥底や腐食した堆積物が多い環境を好むようです。

基本的に水生が強く、あまり陸上には上がりません。また夜行性が強く暗くなってから活動をはじめます。食性は雑食性で昆虫類から藻類、動物の遺骸などを食べています。一般に孵化後3から11年ほど、甲長にして6~7cm程度になると成熟をして繁殖をします。春と秋に生殖行動を行い、一般に夏の間に産卵をします。個体の大きさにもよりますがメスは2から4クラッチほどの産卵を行い、1クラッチあたり2から5個の卵を産みます。孵化した幼体は2cm程度でかなり小さいですが、寿命は長く50年以上も生きた記録があるそうです。

もっとも流通量が多く、アメリカでは他のカメの養殖場などに入り込んで産卵・孵化をしていてそれがCBという形で流通しているそうです。

ミドリガメ以外で、私がはじめてまともに飼育した外国産のカメです。とにかくかわいいんですよ。これが。日本での飼育のイチオシなんですが、帰化の可能性は十分ありますので、やはりあまり安くならずに大切に飼育していって欲しいですね。いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • 水質の悪化に注意
  • など

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    ミシシッピニオイガメ
    飼育の基本情報
    飼育容器60cmクラスの水槽で飼育可能。
    温度特別な保温は必要なし。幼体では冬期には保温した方がよい
    照明爬虫類専用の紫外線入りの蛍光灯を設置
    ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
    床材(底砂)特に必要なしだが、食べられない程度の大きめの小石を配すると落ち着くらしい
    容器内レイアウト水深は深くてよい。陸地は大きいものは必要ないが浅い場所を作るとよい
    肉食だが配合飼料中心で構わない。巻き貝・ザリガニ・小魚なども好まれる
    基本的な世話
    ※「飼育の基本情報」は「クリーパー(クリーパー社) 2001年 No9」および自分の飼育経験を参考にしました。
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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