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キイロドロガメ
撮影協力:キボシ亀男

キイロドロガメ

学 名Kinosternon flavescens別 名:-英 名:Yellow Mud Turtle分 布:アメリカ合衆国(ネブラスカ州南部からアリゾナ州南部など)、メキシコ(デュランゴ州、ソノラ州、ベラクルス州など)甲 長:15cm

比較的ポピュラーで目にすることも多いドロガメです。名前の通り黄色い甲が美しく、他のドロガメと比べて背甲が扁平な印象が特徴的です。

4亜種に分類されており、一般に流通しているのは基亜種K.f.flavescens(リオグランデキイロドロガメ・セイブキイロドロガメ)がほとんどで、基本的にWC個体です。アメリカ合衆国に分布する他の水生ガメ同様、州によっては厳重に保護もされています。

腹甲は大きくて前後に蝶番があり、頭部と尾部をそれぞれしまい込むことができるようです。また体側に臭腺があり、外敵に襲われたりすると独特の臭いを出します。私も撮影中に嗅ぎましたが、個人的には「水が腐った」という表現の臭いでした。

大きな川の近くにある池や沼および湿地、あるいは流れの緩やかな小川などの泥底に好んで生息しています。特に湿地などでは夏に水が枯れてしまうような環境の場合もあるため「夏眠」を行うことも知られています。6から7月にかけて1から9個の卵を産卵し9月中旬には孵化しますが、アイオワ州での観察記録では孵化した幼体は翌年の春まで地面の中で過ごすということです。基本的に水生で、食性は動物食です。

あまりCB化は進んでいないようで、WC個体が中心に流通していますが、基本的に飼育もしやすい部類に入るカメです。

やはり他のドロガメ同様にあまり関心がなかったのですが、実際に生体を手にとってみると大変興味深いカメでした。地味な感じもするのですが、色彩や見た目だけがカメの魅力ではないということを改めて知らしめてくれました。しかし陸上に出すと本当に顔を出してくれなくてネット上などでも陸上でのまともな写真が少ないのが、よくわかりました。撮影が難しいカメです...

飼育の基本情報
飼育容器60cmクラス以上の水槽や衣装ケースなどが理想。
温度24~28℃。水温は24℃前後、ホットスポットは35℃くらいまで。
照明紫外線入りのバスキングランプが必要
ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
床材(底砂)特に必要なしだが、食べられない程度の大きめの小石を配すると落ち着くらしい
容器内レイアウトほとんど水生であまり陸地には上がらないため水場を大きく取り、陸地は小さくてよい。水深は深くてよい
肉食だが配合飼料中心で構わない。巻き貝・ザリガニ・小魚なども好まれる
基本的な世話いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • WC個体は飼育直後に皮膚病にかかりやすい場合があるので水質の悪化に注意
  • 咬まれないように注意
  • など
※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。