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クビカシゲガメ

人気の曲頚の第6弾は...なんと!あのクビカシゲガメです!!

執筆者:星野 一三雄

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クビカシゲガメ

学 名Pseudemydura umbrina別 名:オーストラリアヌマガメモドキ英 名:Western Swamp Turtle 分 布:オーストラリア西部(パース市郊外の限られた沼地)甲長:オス15.5cm メス13.5cm

ご存じ、世界でもっとも絶滅に瀕しているカメといえるクビカシゲガメです。

このカメは1839年に記載されてから1953年まで発見例がなく、絶滅したと考えられていました。パース市郊外に数カ所の生息地が知られていただけで、その生息地も現在では2カ所だけと考えられています。さらに再発見時は個体数も30個体程度であり(現在は保護繁殖により250個体程度)、もちろんCITESの附属書Iに掲載されています。

オーストラリアのカメというか曲頚類の中で最小種であり、首も非常に短く取り立てて特徴らしい特徴はありません。頭部はカブトガメのように大型の骨質板によっておおわれています。

自然下では夏の乾燥期には夏眠を行い、5から6月の秋になり、湿地帯に水が豊富になる季節に活動を再開します。メスの性成熟には時間がかかり生後10年(甲長11cm)程度で初めての産卵をすることが知られています。交尾は9月末頃までに終了し10から12月までの間に産卵をします。通常は1年間に1クラッチあたり3から5個を産卵します。卵は180日程度の期間をかけて孵化に至ります。変わった習性として、普通のカメは産卵時に後ろ足を使って地面に穴を掘りますが、クビカシゲガメは前足を使って穴を掘るそうです。

食性はほぼ動物食であり、死んだメス個体の1例と糞の調査から昆虫、水生の甲殻類、オタマジャクシ、および水生のミミズなどを食べていることがわかっています。

そもそも、なんでこんなに個体数が少なくなってしまったかというと、どうやら原因は以下の二つであるようです。

  • 農地・宅地開発による生息地の消失
  • キツネやイヌなどの外来生物による食害
うーん、やっぱり人間が原因なんですねぇ...なんにしても飼育とか、流通とかを語ることさえも許されないカメであります。ただしこれは有名な話なんですが、パースの保護区(電流が流れている柵で囲われている)から「日本人」が、このカメを3頭盗んでいった、という噂があるそうです。本当だとしたら許されないことですよね...CITES(ワシントン条約)の付属書I類掲載種



<参考サイト>
Western swamp turtle from ARKive(英語)
DEH Species Profiles -Pseudemydura umbrina-from Australian Government Department of the Environment and Heritage(オーストラリア環境遺産省)(英語)
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クビカシゲガメ
写真はパース動物園の展示個体 撮影:小菅明彦
飼育の基本情報
なし
クビカシゲガメ
写真はパース動物園の展示個体 撮影:小菅明彦
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