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スジクビコガシラスッポン

スッポン科の第2弾はチトラ・チトラでおなじみ、小さい頭に超巨大な体躯のスジクビコガシラスッポンです!

執筆者:星野 一三雄

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スジクビコガシラスッポン

学 名Chitra chitra別 名:コガシラスッポン英 名:Striped Narrow Headed Soft Shell turtle
分 布:ミャンマー、タイ、マレーシア、インドネシア(ジャワ島、スマトラ島)甲 長:140cm

1mを越える甲長になる超巨大なスッポンです。名前からもわかるように、非常に小さな頭部と円形の背甲が特徴的なスッポンですが、何より背甲に広がる幾何学的な模様が魅力的です。この模様は大きくなっても失われず美しいままです。

超巨大ではありますが、比較的成長は遅く不活発であるために、思ったほどは飼育に負担はかからないようです。

現地ではブリーディングもされているようで、高価ながらもCB個体が入荷しているようです。

そりゃ、まあスッポンは比較的好きな私ですから、この独特の体型と美しい模様に魅力は感じますが...でかすぎ。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • 必ず砂に潜るので皮膚を傷つけないパウダー状の砂を厚く敷く
  • やや酸性の水質を好むので、アルカリ性に傾くサンゴ砂は使用しない
  • 必ず陸地を作る
  • 皮膚病に注意する
  • 咬みつかれないように注意して扱う
  • など

    <おすすめINDEX>
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    スジクビコガシラスッポン
    写真提供:オーナーズフィッシュ
    飼育の基本情報
    飼育容器大きめの水槽や衣装ケースなど。
    温度高めの水温(20~25℃以上)を維持するように保温
    照明紫外線入りのバスキングランプが必要。ホットスポットは35℃程度
    ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
    床材(底砂)目の細かいパウダー状の砂を必ず厚めに敷く
    容器内レイアウト背甲が完全に隠れる高さに砂を敷いて、砂に潜って首を伸ばして呼吸ができる水深。腹甲が傷つかない素材の陸場が必要
    肉食性だが配合飼料でよい
    基本的な世話
    ※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2(誠文堂新光社)」「ミズガメ大百科(マリン企画)」を参考にしました。
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    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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