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ハナナガドロガメ

写真が手に入ったは良いけど...何を書けば良いのか!?という感じのドロガメ科第2弾は、ドロガメ科のマイナー種ハナナガドロガメです!

執筆者:星野 一三雄

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ハナナガドロガメ

学 名Kinosternon acutum別 名:タバスコドロガメ英 名:Tabasco Mud Turtle分 布:中央アメリカのユカタン半島の北部(メキシコのベラクルス州南部、グアテマラ、ベリーズ)甲 長:10cm 最大12cm

ドロガメ類としては比較的、目にすることが少ない種類です。「ハナナガ」の名前通り、頭部を上から見ると他のドロガメと比較して、やや頭部が細長く、背甲も細長いドロガメです。

地味な色彩のドロガメの中にあって、比較的美しく、一般に赤いのはオス、黄色いのがメスと性差があるそうですが、逆のパターンの個体も存在しているそうです。

ただでさえ私にとって、よく魅力がわかりにくいドロガメ類の中でマイナー種ということで、この辺で勘弁して下さい...でも、写真を見ると頭部の細かい虫食い状の斑紋とか、背甲の奥の深い飴色とかは比較的ドロガメ科の中では私の心の琴線に触れるものがありますです。あまり日本で流通する種類が少ないグループですから、こんな種類はマニアが大喜びするんでしょうね...というか、マニアさんたちなら、このくらいの珍しさならすでにゲットしているか。いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • 比較的高温で飼育する
  • 深すぎない水深
  • 太りやすいので餌の与えすぎに注意
  • 立体活動ができるので登って脱走できるようなレイアウトにしない
  • など

    <おすすめINDEX>
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    ハナナガドロガメ
    写真提供:Herptile Lovers
    飼育の基本情報
    飼育容器90cmクラス以上の水槽や衣装ケースなどが理想。単独ならば60cm標準水槽も可能
    温度28℃前後の高めの水温で維持する。冬も保温
    照明紫外線入りのバスキングランプが必要
    ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
    床材(底砂)特に必要なし
    容器内レイアウトほとんど水生であまり陸地には上がらないため水場を大きく取り、陸地は小さくてよい。水深は甲の高さの1.5~2倍程度
    肉食であり、特にWCは配合飼料には餌付きにくい。生きたザリガニや金魚、あるいは脂肪分のない畜肉(レバー、ササミ、牛ハツなど)が中心になる。ピンクマウスもよい
    基本的な世話
    ※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」を参考にしました。
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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