今回は、かなりマジメに、現在両爬界に激震を走らせている「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(以下「特定外来生物法」)に関して、若干私見を含めながらご紹介します。
なお、この問題に関しては、完全に私は出遅れました。雑誌、テレビ、ネットなど多くのメディアですでに取り上げられております。したがって、今回の記事は、未だ今回の事がピンと来ていない、特に飼育初心者の方にわかりやすいように、内容を客観的に紹介していくことを第一の目的とすることをお断りしておきます。
また、今回の記事作成にあたり、もっとも参考にしたサイトが「S'hei's Homepage」です。そして(これ本当に)、このサイトの管理者の方が伝えたいことは、今回、私が記事で書きたいこととほとんど同じだったのです。ですから、ぜひアクセスしていただき、この問題に関して、さらに深い理解と関心を持ってほしいと思います。
一に反省、二に猛省
先に「私はこの問題に関して出遅れた」と書きましたが、これは多くの両爬飼育者の方たちもそうだったと思います。先日発売されたクリーパー誌の中で安川先生がこう言っています。
「対岸の火事のような感覚の方が少なくないようだ」
本当に私もそうでした。
もちろんこの法律に関しては多少の情報は知っていましたが、元来のノンポリと言うか、苦手なことから逃げてしまう、と言う習慣から「まあ、あまり関係ないだろう」などとタカをくくっていたわけです。
ですから、法律ができてから慌ててしまったのですが、完全に後の祭り。手遅れと言っても過言ではありません。
誰を恨む?
自分ですよ。もちろん。