爬虫類・両生類/フィールドワーク

三月 花よりヘビ(2ページ目)

「今月のフィールディング」第三弾は意外にも「ヘビ」です。まだヘビにはちょっと早いのでは...?って感じですが説得力ありまくりです。

執筆者:星野 一三雄

▼春のヘビ
ちなみに、この時期に見られるヘビは、最初にヤマカガシが姿を見せ、続いてシマヘビ、その後、場所による違いはありますがヒバカリジムグリ、そして結構遅くになってからアオダイショウの順です。

▼ヘビの捕まえ方
さて、それではヘビを見つけたらどうしましょう?せっかくだから飼育するためでも、そうでなくても捕まえたくなりますね。ただし、写真撮影が目的ならば捕まえない方がいいかも。
とにかくヘビは撮影が難しい生き物です。一番のシャッターチャンスはとぐろを巻いてのんびり日光浴をしているときです。そんな場面に出会えたら、ゆっくり近づいて撮影すればいいでしょう。
捕まえてしまってからは逃げるのに必死ですから、なかなかポーズを作ってくれません。

以下は私個人の、シマヘビやアオダイショウなどの中型以上(1m以上)の無毒のヘビ捕獲術を参考までにご紹介します。これを真似してケガをしたり、ヘビを傷つけてしまっても、責任は負えませんのであしからず。

逃げようとするヘビを捕まえるときはスネークフックで引っかけてオープンスペースに出します。フックがない場合は尻尾を引っ張って引きずり出します。ただし、このときは毒ヘビでないか十分に注意しましょう。

オープンスペースに出てきてもヘビは必死で逃げようとしますので、ヘビの胴体を軽く靴の底で踏んで制圧します。
その後、尻尾を持って逆さまに引っ張り上げたり、頭を押さえてつかんだりすれば捕獲完了です。
小型のヘビやおとなしいヘビならば胴体付近を軽くつまんで持ち上げるだけでも平気ですが、私は基本的には頭をつかみます。
アオダイショウは腹筋が強いのか尻尾を持っても頭は持ち上げて来ますので注意します。

なお、どのように捕まえても咬み付かれることは覚悟しましょう。ヘビは人間に捕まってしまい怖くて仕方ないのですし、咬みつくのは彼らのお仕事なのですから。

もちろん、捕まえたヘビは飼育するのでなければ、驚かせてコワイ思いをさせたことをしっかりと詫びてからもといた場所に放してあげて下さい。

というわけで、意外にも「三月はヘビ!!」というお話でした。
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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