さーて、今回ほど不謹慎な記事もないでしょう!!
第一弾「犬と両爬」、第二弾「猫と両爬」と続いた「○○と両爬」シリーズですが、ついに完結です。
第三弾は...「赤ちゃんと両爬」です!!
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写真:東京都 後藤さん |
▼なんて不謹慎な!!!
「イヌやネコと赤ちゃんを一緒に考えるなんて...」と思わないで下さい。
実は、8月にとうとう我が家にも、待望の長男が誕生したんですよ。で、ふと思ったのが「こんな両生類やら爬虫類やら餌昆虫やらだらけの我が家で赤ちゃんが暮らせるのだろうか...」と。
よく考えてみたら、この世界って、まだまだ若い人がいっぱいにいて、これから両爬の趣味を続けながら結婚して家庭を持ったり、赤ちゃんができたり、って経験をしていく人は多いと思うんです。
そこで私の子育てにも生かせるだろうし、これまたネット上で唯一の情報になるかもしれないと思って、非難を浴びるのを承知で、今回はこのテーマで記事を書こうと思ったわけです。もちろん、多くの諸先輩方の貴重な意見やアドバイスで書きましたので、絶対に参考になるはずです。アンケートで多くの貴重なご意見をいただいた方々へ、この場を借りて深く感謝申し上げます。
▼トラブル数々
さてイヌやネコたちとは違って「赤ちゃん」が相手だと、トラブルもいろいろあるようです。
◇ホットスポットは要注意!!
とにかく多かったのが「飼育器具に対するいたずら」です。
「ケージのガラスを叩く」とか「コンセントを抜く」あるいは「小さいプラケを見たらとりあえず振ってみる」あたりは飼育中の生体に対するトラブルですが、怖いのは「ホットスポットへのいたずら」です。笑い事ではなく、大変な事故につながってしまいます。
◇何でも口に入れちゃえ
次に多かったのが「何でも口にしようとする」です。
「フィールドでアオダイショウやアカジムグリの幼蛇を見せたら手にとって大きな口を開けた」とか「脱走中のモリアオガエルを口に入れていた」さらには「アクアリウムの水をストローでズビズビ飲んでいた」とか...
サプリメントや薬品類、小さな器具の部品などにも注意が必要でしょう。
◇その他のトラブル
他にもいろいろなトラブル(予備軍も含めて)をご紹介しましょう。
「歩いているリクガメの甲に手をかけて立ち上がった」
つぶれなくて良かったですね~。
「リクガメの糞を手でこね回していた」
このまま手を口に持っていってしまうと思うと...
「霧吹きをいたずらされホットスポットが破裂した」
これは恐ろしいトラブルです。ご存じとは思いますが、ホットスポットは水がかかると割れる恐れがあります。というか割れます。もしも破片が子供さんの方に飛んできたりしたら...
そして聞いているだけでもおぞましいのが
「小さいゴキブリやコオロギが脱走して耳などにはいると、他の羽虫などと異なり、懐中電灯などで照らしてしまうと『余計、奥へ奥へと入ってしまって』かなり痛い」
脱走コオロギや脱走デュビアには要注意ですね。