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サイトリニューアル記念!? ムシの魅力(4ページ目)

今回は特別企画です。外骨格をもつ奴ら。そう一般にはゲテモノですまされてしまうクモ形動物や多足類を愛でてやまない人たちがいます。一体彼らの魅力は何なのか?

執筆者:星野 一三雄

・ゴキブリ
もうやめてくれ、と言われそうですが、唯一の六本脚である昆虫からのエントリー。ゴキブリです。
もはやおなじみデュビアもゴキブリの仲間です。ゴキブリやら飼うな、と言われそうですが、大型の森林性の種類は清潔であり、カブトムシにも負けないくらいの重厚感と「カッコイイ」を持っています。それが証拠に、私が以前ここでデュビアを紹介した後に、餌用に購入し、そのまま愛着が湧いてファンになった人もいるとかいないとか...


なお、これらのムシたちの飼育に関してですが、多岐に渡るので、この記事の評判を見てから、またの機会があれば触れたいと思います。
一言だけ飼育のポイントを言うならば適切な湿度広めのケージでしょう。飲み水は確保しつつ、乾燥系の種類は乾燥させて、多湿系の種類は湿度を高めに維持。この辺の見極めと、脱皮のときに十分体を伸ばすことができるケージの広さがあるかどうか、は飼育のミソのようです。

▼これだけは覚悟しておこう
ただし、ものごとはそううまいことばかりではありません。彼らの飼育にはいくつかの欠点と言うか注意すべき点があります。
◇飽きる
私自身は、そういうことはないのですが、ムシたちは動きが少ない種類が多く、飼育に手間がかからないことが多いので「飽きてしまう」人も多いようです。
どんなゲテモノでもひとつの命であることは忘れないようにしましょう。
でも、少なくとも私の知っている範囲ではムシ好きの人は飽きたりしている人はいません。
◇ぜーーーーーーーったいに逃がさない!!
いくらムシが好きである、とは言え、普通の感覚の人たちから見れば、ムシというのは気色悪いことこの上ありません。うちの奥さんもヘビやトカゲは平気だが(しかも最近はピンクマウスも平気になっているらしい)クモだけはどうにもガマンならん、と言います。
しかも、タランチュラやサソリ、ムカデの多くは人を傷つけるのに十分な毒を持っているのも厳然たる事実です。これらを逃がしてしまうことは「犯罪」です。
これ以上、彼らを愛するわれわれの立場を悪くするようなことはやめましょう。もちろん、自分自身が傷ついてしまうような安易な行為も避けたいところです。

わかってくれ、とは言わないが、やっぱり私にとっては愛すべき嫌われ者たちなのです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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