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新春企画!今年こそ○○に挑戦!!其の一 今年こそエアコン・フル稼働!!(3ページ目)

多頭飼育、大型個体キーパー、部屋での放し飼い、目に入れても痛くないほど愛しちゃっている個体のためなど、みんなが憧れる「エアコンフル稼働による温度飼育」2003年の目標にしますか!?

執筆者:星野 一三雄

▼こんなことに注意!!
常時稼働時の注意点を考えてみましょう。
◇停電に注意!!
何と言っても、一番怖いのは「停電」と「ブレーカー」です。
一度電気が切れてしまったら、普通のエアコンは自動的に復帰しません。真夏の不在時にこの事故により大打撃を受けたという話はときどき聞きます。とにかく停電情報に注意です。

◇壊れる前に買い換えろ!!
これもときどき聞く話です。特に夏前などのシーズン中はエアコン取り付けも立て込んで、すぐに来てもらえるとは限りません。早め早めの対処が必要です。理想的には「2台のエアコンを常時稼働」させておくといいのでしょうが...

◇ドライ運転に注意!!
夏場には「ドライ運転」をすると電気代の節約になりますが、最近のドライ機能は、私たちにとってはよけいな機能で「温度が下がらない」場合があります。購入してからでは後の祭りです。調べてから購入しましょう。

◇湿度不足に注意!!
夏冬限らず、エアコンを稼働させると予想以上に「乾燥」します。そのため「加湿器」を使っている方も多いようです。
また部屋を密閉することになりますので、空気も悪くなりがちです。できれば「空気清浄機」の導入も考えた方がよいでしょう。

なお、私は本業が化学の教員なので、はやりの「マイナスイオン効果」には?であります。少なくとも両爬の飼育にとって「マイナスイオン」なるものが「イイ」ということを裏付けるようなデータは見たことがありません。ですから「マイナスイオン機能がなくて」安い機種があれば、迷わずそれを買います。
ポトスみたいな光が比較的少なくても育つような観葉植物をいっぱい飼育部屋に置いた方が良さそうな...

▼最後に
ここまで「エアコン常時稼働のススメ」をしてきたわけですが、エアコンに頼らない温度管理をしている私の友人の話も紹介します。
その友人は日本のカエルを非常にたくさん飼育しており、長期飼育や繁殖までも成功させています。そんな友人の夏の過ごし方は「風呂場にケージを移し、水の入った湯船に浸し、扇風機をあてる」ことです。気化熱を利用して温度を下げるわけです。驚くほど温度が下がり、高温に弱いカジカガエルなども、この環境ならば美しい声を聞かせてくれるそうです。

「電気を使うこと」が、少なからず「自然環境に影響を及ぼしている」ことも忘れないような飼育者になりたいものです。
自然環境とそこで生をを営む命あってのわれわれの趣味ですから。

<関連ガイドサイト>
節約・やりくり
家電・エレクトロニクス
住まいの設備

<SPCIAL THANKS>
日本でもっとも有名な昆虫サイト「くわがた狂の大馬鹿者達」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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