爬虫類・両生類/カメレオンの飼い方

ヘビ飼育 コーンに始まり、コーンに終わる(2ページ目)

「コトハジメ第二弾・はじめての○○」開始です。最初は「はじめてのヘビ飼育」題名からバレバレですが、おすすめのヘビは何なのでしょう!?

執筆者:星野 一三雄

▼コーンスネークの飼育法
さてそんな魅力あふれるコーンですが、どんな風に飼育すればいいのでしょうか。
と、ここでもさすが初級者向きのヘビです。まさにナミヘビの代表的な飼育方法で問題がありません。

参考「ヘビの飼育法・おすすめリンク集

◇ケージ
蓋のしっかりとできるプラケースが一番便利です。高さもさほど必要ありません。

◇床材
ウッドシェイブやウッドチップが便利でしょう。新聞紙でも構いませんが、下に潜ってしまうことがあります。

◇水入れ・餌入れ
とぐろを巻いて全身が浸れるほどの水入れと、餌が床材まみれにならないように、一応餌入れはあった方が良いかもしれません。

◇シェルター
脱皮の手がかりになるようなザラザラした質感のシェルターを入れておくと良いでしょう。ただし、あんまりシェルターは利用しない個体も多いようです。

◇保温
温帯性のヘビですから、特別な保温器具は必要ないのですが、ケージの床半分にテープヒーターなどを敷いてあげたりした方が良いでしょう。特に、幼ヘビの時は温めた方が安全でしょう。なお、照明は特に必要ありません。

◇餌
問題なくマウスに餌付きます。生まれたての幼ヘビは小さいのでピンクマウスSがギリギリかもしれません。小さく切ったピンクマウスを与えると良いでしょう。セオリー通りベビーの時は週2から3回程度、大きくなったら週1回から2週に1回程度といったところでしょうか。

◇購入時のポイント
コーンのベビーは小さくて、キレイでかわいらしいのですが、ちょっと弱い場合があります。本当にヘビを飼育するのが初めて、という方では飼いきれなくて死なせてしまう場合がときどきあるようです。そこで、初めての方には、ちょっと育った1歳以上くらいの個体をすすめます。若干値段が高くなるかもしれませんが、そちらの方が安心して飼育できます。

こんな簡単な飼育で、この素晴らしいヘビの魅力を楽しむことができるのです。
ただし、特に始めてヘビを飼育される方は、購入するショップなどで、飼い方などを訊くことを忘れないようにしてください。ここには書き切れませんので。
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