タイムラグ補正
『タイムラグ補正』も『パスと連写』と同じく、半押し中の画像をカメラが記憶しているので、シャッターを全押しする(最長)0.3秒前の写真を撮ることができます。『タイムラグ補正』は、1枚だけ撮影する場合に有効です。
「シャッターチャンスがいつも少し遅れちゃうの~」、という方は、是非この機能をお試しください。
スローモーションビュー
また『スローモーションビュー』機能を使うと、最大約3秒間の画像をスローで再生してくれるので、その中から「これ!」と思う瞬間を切り取って撮影することができます。これも、動きのある猫を撮るときには重宝します。
「次に何か起こる?!かも?」と思う瞬間の少し前からSLOWボタンを押します。
ボタンを押した後は、被写体からカメラをずらさないようにして、スローで再生される画像の中から「この1枚」と思った瞬間を全押しして記録します。
横倒しになって、おもちゃゲット! |
ハイスピードムービー
『最大1,000fpsのハイスピードムービー』と説明書に書かれていますが、この『fps』とは、fps:Frame Per Secondの略で、1秒間に何コマの画像を表示(このカメラの場合は記憶)できるか、という動画のなめらかさを意味します。1,000fpsということは、なんと1秒間に1000コマの超スローな動画が撮れるのです。
※ただし、1,000fpsで撮影すると画像サイズが非常に小さくなります。猫さんを撮るときは、1,000fpsまでの超スローでなくても、210fps程度で十分スローが楽しめます。
『ハイスピードムービー』で撮影すると、目で見て感じることができない、猫の身体のしなやかさや筋肉の動き、爪の出し入れや瞳孔の変化まで、じっくり観察できますよ。
最初から最後まで超スローのハイスピード撮影をすることも可能ですが、ハイスピードムービーのモードを30-210fpsにセットしておけば、撮影中に「ここだけスローモーションで」と変化をつけたムービーを撮ることもできます。
茶シロ姉妹、ネムネムになってくると、 だらだら遊び~します。 |
最後に…
少しだけ難点をあげるとしたら、ハイスピードムービーでの撮影はかなりの光量を必要とするので、薄暗い室内で撮影するとかなり荒れた画質になってしまいます。それからもう1点。
それほど不器用じゃない、と自覚してるんですけど、このカメラのメディア(記録媒体)とバッテリーを入れる部分、非常に狭くて出し入れに苦労しました。
カメラを直接PCにつないで画像を取り込めば、メディアを取り出す必要はありませんが…。
でもバッテリーは消耗頻度が高いので、バッテリーの出し入れは必須。この部分、もう少し簡単に出し入れできる工夫が欲しいです。
でも、それ以外は、速攻『買い』のお勧めコンデジです!
雰囲気のある写真も撮れます! |
カシオEXILIM(エクシリム)EX-FC100
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ハイスピードCMOS 910万画素
光学5倍&HDズーム
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サイズ;99.8×58.5×22.6mm、約145g
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超高速30枚連写
パスト連写
スローモーションビュー
タイムラグ補正
いち押しショット
ハイスピードムービー
HS手ブレ補正
HS夜景
HDムービー
顔認識
21ベストショット
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YouTube 撮影モード
ワイヤレスLAN 「Eye-Fi」対応
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CMOSシフト方式手ブレ補正
2.7型高性能クリア液晶
■HIGHT SPEED EXILIMのサイト
■EX-FC100で撮影したハイスピードムービーはこちらに!
EX-FC100で撮影、大迫力!大猫の猫じゃらし遊び
EX-FC100で撮影、茶シロ姉妹のじゃれ遊び
EX-FC100で撮影、洗顔中のこねこ
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