上下に動く可動式のライブビュー |
うちの猫のおもしろい表情や動作を写したい!
という皆様、デジタル一眼レフカメラ(略:デジイチ)は、カメラ扱いに慣れた上手な人が使うもの、と決めてかかっていませんか?
SONYが今年7月に発売したSONY α300は、コンデジからデジイチに~と考えている方に、とってもお奨めカメラです!
今回、α300をお借りして色々試し撮りをしてみました。
α300は、持った感触が女性の小振りな手にもなじみやすく、望遠レンズをつけて持ち歩いてもそれほど重量を感じませんでした。
でもこのカメラの一番の「ウリ」は、可動式のライブビューではないでしょうか?
ライブビューってなに?
コンデジを使うとき、ファインダーをのぞいてシャッターを切る方は多分少ないでしょう。というのも、コンデジの背面には大きな液晶画面がついていて、そこにファインダーで見えるもの(撮りたいと思う画面)がそのまま映し出されるので、それを見ながらシャッターを切ればOK、この手軽さもコンデジの魅力の一つです。一般的な一眼レフカメラはファインダーをのぞかなければ、どんな写真が撮れるかわかりません。ということは、カメラを顔から離すことができないので、写真のアングルも自ずと決まったものになりがちですが、液晶画面を見ながらシャッターを押す方式では、カメラを身体から離すことができるので、自由なアングルが試せたり、また小さなファインダーからでは見過ごしてしまいそうな背景や全体のバランスが取りやすく、今までとはひと味違う写真が撮れるのが魅力です。
ライブビューとは、このコンデジと同じ液晶画面がついていて、これを見ながらシャッターを切れば、簡単に写真が撮れる機能です。
コンデジ感覚で一眼レフを気軽に~と、各社からライブビュー搭載のカメラが色々発売されていますが、今回使用したα300は、ライブビュー中でも非常に早いオートフォーカス(AF)の反応に嬉しくなってしまいました!
デジイチデビューは、使いやすくてキレイに撮れるSONY α300を是非ご検討ください♪
クイックAFライブビュー
SONYのライブビュー機能は、ファインダー部分に設置されたライブビュー専用のイメージセンサーを使って行われます。ライブビューモードにすると、ファインダー内のミラーの角度が変わることで、センサーに光が届き、映像がリアルタイムに液晶画面に映し出されます。
この技術によって、ライブビューモード中もファインダーをのぞいて撮影する時と同じようにオートフォーカスが使えるのです。
※ファインダー倍率(ファインダーをのぞいたときに見える大きさ);0.74倍
そして、何よりも嬉しい機能がチルド可動式2.7型の液晶モニタ。
これ、下に40度、上に130度動くので、どんな角度からでも液晶画面が見やすく、今までアクロバットのような格好をしても撮りにくかったシーンが簡単に撮影できます。
■ガイドの使用感
※晴天の屋外では液晶画面の明るさを変更しても、見づらい時がありました。
※今回は、75mm~300mmの望遠レンズでも試しましたが、300mmに伸ばしてライブビュー画面で遠くの猫を探そうとしても、なかなか見つけられませんでした。
遠くの被写体を探すときはまず望遠レンズを短く戻して、その後ズームを伸ばした方が被写体を楽に探せます。
真下から上を狙うアングル |
真上から猫を見ると… |
今までは地面に腹ばいにならなければ、 車の下にいる猫を撮影できなかったけれど… |
ライブビューモードだと車の下から逃げ出す猫も簡単撮影 |