■自動車■
街中のどこにでもあって、下はいざというときの隠れ場所、
屋根の上は見晴台になります。
冬はエンジンの余熱で暖を取り、夏は涼しい日陰となるなど、
まさに猫のコンビニです。
◆訪問する時間帯はいつがいいか。
猫が自分で食べ物を探すためには、人目に付かない深夜、早朝に動き回ることが多いようです。
経験的には朝5時~7時頃に見かけることが多いです。
意外に思われるかも知れませんが、冬場でも早朝に出歩いているものです。ただし、夜が明けきっていないので、写真を撮るのは大変です。
やはり冬は、昼間の日向ぼっこをしている姿を狙うのが一番撮りやすいと思います。
よって春から秋にかけては始発電車でGo!
冬は日が昇った後にゆるゆると出発です。
◆いよいよ現地で探索です。
現地に到着したら、次のような状況がないか確認します。
・生垣などの間に通り抜けた跡がないか。
・餌をやった形跡はないか。
・自動車のボンネットに足跡がないか。
・木の塀、杭、戸などに爪研ぎ跡がないか。
・猫よけのペットボトルがないか。それは新しいか。
・金網やネットが張り巡らされていないか。
・その他、猫よけと思われる細工がないか。
猫に来て欲しくないための工夫が、逆に猫が居ることを教えてくれているのですね。
こういう場所を見つけたら、ひさしの上、家のすき間、駐車場などを丹念に見て歩きます。
行き止まりは、突き当たるまで行ってみましょう。
奥が猫だまりになっていることがあります。
自分が猫だったら、この街のこんな所で暮らすだろう、ということを考えながら歩いてみるといいと思います。
■雨、雪が降り続いたあとの晴れ間■
お腹を空かして食べ物を探しに出てきます。