生後8週の5月14日、最初のワクチン時にマイクロチップを挿入しました。
体温測定記録に協力してくれた7匹兄弟・生後8週 |
挿入したマイクロチップは大日本住友製薬(株)のライフチップ。
ライフチップは、リーダーでチップ番号を読み取る以外に体温を測定する事ができます。
リンク先の表は、その子猫たちの生後8週から12週までの体温測定記録です。
※平均室温22度
→生後8週~12週の 子猫の体温記録
リーダーで読み取った子猫の体温 |
猫の平熱って何度くらい?
生まれたての子猫の平均体温は35.5度~36.1度程度。
健康状態に成長していくと体温は徐々に上がっていき、生後8週頃には38度台になります。
※大人の猫の平均体温は38.4度~38.8度くらいです。
ここで記載している体温とは「直腸温」(お尻に体温計を突っ込んで計った体温)です。
直腸温はお尻で計ります |
以前のマイクロチップの記事でも書きましたが、チップは猫の首の後側の皮下に挿入します。
皮下に挿入しても、猫の皮には余裕があるので、かなり移動します。
マイクロチップを入れる瞬間 |
リンク先の表を見て頂ければおわかりのように、チップを挿入してしばらくの間は、体温にかなりのばらつきが見られます。
チップを挿入して4週くらい経つと、体温は徐々に安定して来るので、それまではチップが移動したり、皮下の組織と馴染むまでに時間がかかるのではないか?と私は想像しています。
ワクチンの副作用の発熱は?
子猫たちに接種したのはフェロバックス3という不活化のワクチンです。
健康状態に問題がない時点での接種であっても、ワクチンを打つ事によって発熱や元気・食欲がなくなる、など軽い副作用がみられます。
ワクチン後リーダーで計ってみると、接種後6~10時間に体温の上昇が見られました。
よく見られるワクチンの副作用は24時間程度で消滅しますので10時間程度体温が上がり、徐々に平熱に戻っていくのは正常の範囲内だと思われます。