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小さな命を救いたい 猫の里親探し(4ページ目)

飼えない猫が生まれてしまった場合、拾ってしまった場合の猫の里親探しの方法について。(繁殖制限手術しましょう!)

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド


◆7)責任持てない命は増やさない、拾わない


当たり前の事ですが、自分の家で飼えない命は増やさないように飼い猫には繁殖制限手術を受けさせましょう。
生ませては人にあげる、を繰り返す飼い主さんがいますが、母猫にも心はあります。自分の子供をよそにあげられて嬉しい母猫がいる訳はありません。人間が「可愛い子猫を見たい」なんていう超のつく自分勝手な理由で子供を生ませて、それをよそにあげるなんて事はしてはいけないと想います。(小遣い稼ぎ、ならもっと言語道断です)

また、捨てられている猫を拾う事についても、自分の責任の範疇で飼う、もしくは自力で里親を探せるのでなければ基本的には拾うべきでないと考えます。
確かに弱々しい子猫がよろよろ歩いていたら拾いたくなりますよね。
けれど、その子が例えば病気になり、半年くらい拾った方の家にいてしまった場合、もうその子は「子猫」ではない訳です。
貰い手は激減します。そこに置いて帰ったら飼える人が拾ってくれるかもしれないのに、連れて帰った結果、中猫になり人間にも慣れ、餌をもらう生活に慣れた所で野良にされるケースもあるんです。こういう子は殆どの場合長く生きられません。
また、冷たいようですが、全ての猫は救えません。そこで雨に打たれて死んでいくのなら、それはその子の運命であったのかもしれない、という事です。
拾うからには最後まで責任持って、その子が幸せになれる道を考えてください。

何よりも、「猫を捨てる」なんて事をする人が早くこの世からいなくなる事を祈るばかりです。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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