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小さな命を救いたい 猫の里親探し

飼えない猫が生まれてしまった場合、拾ってしまった場合の猫の里親探しの方法について。(繁殖制限手術しましょう!)

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

記事:前ガイド戸松 佐恵美


私、ガイド戸松は自分の個人サイトにおいて、モノトーン(黒・白・黒白・グレー)の猫の里親探しのページを持っています。
元々、このページを始めたきっかけは、自分の家の自慢の黒猫である桃太郎と栗之助の兄弟の写真を「親バカページ」として公開していた所、「黒猫を拾ってしまったのですが、どなたか飼ってくれる人を知りませんか?」という方と「私も黒猫が飼いたいのですが、どこから頂かればいいのでしょう?」という方の双方から連絡が来るようになった事です。
これは、私が間に入れば子猫の命があげたい人から貰いたい人にスムーズに引き渡せるのではないか、と。
参考URL>>>くろねこくらぶ(とまとのほ~むぺぃぢっ内)

昨今ではこういった「猫の里親を探すサイト」が沢山できており、そこかしこで猫の譲渡が行われています。
サイトだけでなく、どうしたら効率的に里親を探せるのか、そのノウハウを記事にしたいと想います。

尚、里親・里子という表記を使うと、人間の里子縁組みをしている団体の方から「これは人間に使う言葉なので、猫の場合は里子などと言わずに譲渡という言葉を使え」とクレームが来る事がありますが、私は個人的に「猫は家族」と想っておりますので、この手のクレームには一切応じるつもりはありませんので、予めご了承下さい。

【目次】
※記事内の写真は本文とは一切関係ありません。
1)まずは近所や知り合いから
2)インターネットを活用する
3)業者に注意!!
4)写真は大切
5)猫の特徴にはオリジナリティを出す
6)あげる猫はもう自分の猫ではない
7)責任持てない命は増やさない、拾わない


◆1)まずは近所や知り合いから



猫を拾ってしまって自分で飼えない場合、その猫を飼ってくれる人を探さなければならないわけですが、1匹ならまだしも、3匹4匹となるとなかなか里親を探すのも困難です。
まずは、自分の友人・知人で猫を飼っている人にもう一匹増やせないか尋ねてみましょう。
また、学校や会社などの広報板などにそういった個人情報を張り出ししていい場合には活用させて頂き、なおかつ、猫を拾って飼い主を求めている事をなるべく多くの人に伝えて、口コミで里親が探せる努力をしましょう。

それと同時に、近所の動物病院や区役所、教会やお寺(驚くべき事に教会やお寺はダメという所も多いです。)、動物好きな店員さんがいる店ならコンビニなどでも張り紙してくれる場合がありますので、最初から無理と諦めずになるべく沢山聞いてみましょう。

張り紙には、猫の写真と猫についてのデータを詳細に記載し、自分の連絡先を明記します。自分の連絡先については、張り紙に書いているだけですと、それをわざわざメモまでしてくれる人は少ないですから、興味を持ってくれた人が簡単に連絡を取れるよう、張り紙の下に自分の名前と電話番号を書いた付箋を10枚程度貼り付けておきます。
猫のデータについては、なるべくオリジナリティを出して記載します。詳しくは後述の「猫の特徴にはオリジナリティを出す」を参照してください。
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