高品質を重視する私達消費者の問題とは?

野菜
食べ残しや、調理廃棄を減らすことも大切
なぜこのような現象が起きているのか?農業コンサルタントから聞いた興味深い話があります。ファーストフードやファミリーレストランなど外食企業から、「このメニューにはこの野菜の大きさを。」と指定されることがあるそうです。例えばハンバーガーにはさんだトマトを思い浮かべて下さい。バンズの大きさにぴったりのトマトは、食べやすくて、見た目も美しいですよね。
また、ある生産者は運搬する段ボールの大きさに合わせて、野菜の長さや粒の大きさを揃えて育てます。1箱○個入りと決め、整列させた状態で納品し、小売・流通業者からクレームがくるのを避けるためだと言います。均一な大きさ、求められる品質に合わせるため、農薬を必要以上に使うことがあるとの意見もあり、外国人が日本に来て「どうして日本の野菜はどれも同じ形をしているの?きれい過ぎて怖い。」と言う気持ちが分かる気がしました。

規格野菜の根底には「美しくて形の良いものしか買わない。売れない。」という消費者のエゴが大きく関係しています。安全・安心・安価を求める一方で、高品質体質な日本人は見た目の美しさで商品の良し悪しを判断する傾向が強いようです。

次のページでは規格外野菜の消費を助けるヒントをご紹介します。