紅玉りんごが美味しい季節
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紅玉は酸味と糖度のバランスが絶妙。煮崩れしないので、デザート作りに欠かせません。 |
冬の到来を告げる真っ赤なりんごが旬を迎えています。興味深いのが、品種を食べ比べ「どのりんごが美味しい?」と聞くと、大半は酸味が少なく糖度の高いふじやジョナゴールドを選びます。そして、りんごを食べなれた通な人は、酸味を感じる紅玉を選びます。酸味を感じなければりんごじゃない。と言った青森出身の人がいました。紅玉独特のきりっとした酸味が、故郷の凍りつくほどに厳しい土地と重なるのだそうです。なるほど、紅玉の凛とした様は冬の空気に似ているでしょうか。
青森おきな屋の紅玉菓子
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りんごの画がついた箱に入っています。9枚入 1,720円。購入はこちら
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水清く雪深い本州最北の地に作られた紅玉を、一躍有名にした郷土菓子があります。青森県青森市、おきな屋の「薄紅」(うすくれない)。おきな屋は大正7年創業の老舗和菓子店で、青森の土地ですくすくと育った純朴な香りと味を持つ紅玉を生かし、数種類のりんご菓子を製造・販売しています。
人気商品の薄紅は、有機栽培の紅玉を輪切りにし、皮ごと砂糖煮にしたナチュラルスイーツ。お取り寄せ食品や、手土産にもよく選ばれている人気商品です。
次のページでは、「薄紅」の詳しい魅力をお伝えします。