「超薄型」時代をリードする日立UTシリーズ。
スリムさはそのままに、47Vの大画面が登場


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日立の地上、BS、110CSデジタルフルハイビジョンテレビ、UT47-XP770B 予想実売価格 480,000(税込)


日立がUTシリーズを発売し「超薄型」液晶テレビの先鞭を付けたのが、昨年秋。今年の春までに32V、37V、42Vとラインナップ化したばかりでなく、録画機能を強化した770系を追加し、「超薄型」というトレンドの中で、日立は主流感を確立した感があります。

従来1%程度だった壁掛け金具の付帯率がUTシリーズでは10%、新しく提案した壁寄せスタンドの付帯率が2%、テレビと一体化して床に置くフロアスタンドの付帯率は12%にも達したといいます。付帯率イコール実使用率ではありませんが、それにしてもこの数字は画期的です。

薄型テレビの導入期にあれだけ夢を持って語られたのに、その後本格普及期になって壁掛けが急速にしぼんでいったのは、日本の量販店が「安く」「大量に」売るばかりで、ソリューションに不熱心だからです。

文化論になってしまうので深入りは避けますが、「製品大国」「流通大国」「情報大国」の日本は、元々ソリューションビジネス、付加価値ビジネスが育ちにくいのです。しかし、薄型テレビが当たり前のものになり、パネルの生産統合で性能差が少なくなり、商品価値をもう一度考える時期を迎えて、ソリューションに再び目が向けられるようになりつつあります。

「超薄型」がそれを実現する一つのアイテムですが、これをリードしたのが日立でした。どちらかというと重厚長大、決して商売のウマクないイメージの日立ですが、「超薄型」に関しては、その動きは大胆で機敏、見事なものでした。

別売り「壁寄せスタンド」の購入時付帯率は2%になるという。ワイヤレス無線送受信ユニットと組み合わせたソリューションの例
別売り「壁寄せスタンド」の購入時付帯率は2%になるという。ワイヤレス無線送受信ユニットと組み合わせたソリューションの例


住宅メーカーと組んで、テレビのソリューションにずっと取り組んできたのがパイオニアですが、日立の場合、新築、リフォームといった限られた需要に限定せず、テレビ購入を機会に、幅広い層がこれまでと違ったテレビの使い方をしていくよう提案したわけです。「超薄型」イコール軽量を意味しますから、住宅の専門知識や技術がなくても、「腕に覚えがある」エンドユーザーも含めて比較的簡単に壁掛けや壁寄せが出来るのです。日立が果たした功績はこれからの時代に次第に価値を増していくでしょう。

しかし、UTシリーズの場合、大画面化が進む液晶方式の中にあってパネルサイズが42V型止まりでした。日立がプラズマ方式を同時に手掛けていることと、IPS方式では、超薄型に適したそれ以上のサイズのパネルがなかったことが理由です。中画面までなら壁掛けは比較的容易ですので、「超薄型」UTの真価が問われるのはこれから。

五輪商戦が終わり、薄型テレビの価値再創造が問われる時期に登場したのが、待望の大画面47V型のUT47-XP770です。このUT47-XP770は、UTシリーズのラインンップ強化というだけでなく、最近進境著しい日立の薄型テレビ全体の一区切り、マイルストーンというべき優れた内容のテレビです。

【商品情報】
・UT47-XP770B(ブラック)9月26日発売 予想実売価格 48万円
・UT47-XP770W(ホワイト)10月中旬発売 予想実売価格 48万円
・UT47-XP700       10月中旬発売 予想実売価格 44万円

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