パソコンモニターのナナオが作る
スタイリッシュな「脱リビング」のハイビジョンテレビ
FORIS.HDのフロントビュー。EIZOの最初のテレビ、FORIS.TVと同様にインダストリアルデザイナー川崎和男氏のデザイン。DT27ZD1とDT24ZD1の2機種が発売される。フォリスブルーとホワイトの2色から選べて、価格はEIZOダイレクト販売価格で27ZD1が\189,000、24ZD1が\168,000(税込) |
パソコン用ディスプレイの世界的ブランドEIZO(メーカー名・ナナオ)についてはあらためて紹介する必要はないでしょう。ブラウン管時代から静止画、動画を問わず描画性能の正確さ、色彩の豊富さ自然さ、広大な階調表現でプロフェッショナルの信頼を集め、目の肥えたユーザーの憧れの的であり続ける世界のブランドです。そのEIZOが“家庭用テレビ”を作っていることをご存じでしょうか?
川崎和男氏デザインによる、DVDと液晶テレビが一体になり自立したスタイリッシュなFORIS.TVで世界を沸かせたあと、ナナオはデスクトップシアターの扉を開くフルハイビジョンディスプレイFlexScan HD2451Wを発表。近接視聴~ニアフィールドモニタリングという新しいコンセプトを提示してみせました。
EIZOのテレビの第三弾がFORIS.HDです。地上、BS、110度CSデジタルに対応したフルハイビジョン液晶テレビで(地上アナログ放送には対応していません)、デザインはFORIS.TV同様に川崎和男氏の手によるもの。27V型のDT27ZD1(\189,000)と24V型のDT24ZD1の二機種が発売されました。
さる11月21日から24日まで有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)で催されたインテリアの見本市、第26回JAPANTEXにナナオは自社ブースを出展。「書斎」と「ベッドルーム」をテーマにFORIS.HDとFORIS.TVを出品し、来場者の注目を集めました。今回は、ブースの様子を写真で紹介しながら、EIZOのユニークなフルハイビジョン液晶テレビの新製品、FORIS.HDについて紹介しましょう。
さる11月21日から24日まで開催されたインテリアの見本市、第26回JAPANTEXのナナオブースに設えられたデスクトップシアター。従来の薄型テレビに飽き足らなかった高感度層にアピール |
次ページでは、FORIS.HDが提案するデスクトップシアターについて紹介します。