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全てフルHD!BRAVIA第三章始まる(3ページ目)

ソニーの液晶テレビBRAVIAがラインナップを一新しました。今回は40V型から70V型まで、X、W、Vの3系統6シリーズ、全15機種を発売、その全てがフルハイビジョンです。リーズナブルな価格設定も注目されます。

大橋 伸太郎

大橋 伸太郎

テレビ ガイド

オーディオ・ビジュアルの専門誌「AV REVIEW」編集長を務めた後、日本初の定期刊行ホームシアター専門誌「ホームシアターファイル」を刊行。その後、評論家として独立。現在はオーディオビジュアルとホームシアターのオーソリティとして活躍中。講演や全国系新聞での執筆やテレビ出演なども多い。

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70型BRAVIAの実力は?


KDL-70X7000 予想実売価格 \4,000,000 BRAVIAのイメージリーダーの70V型。ホントにデカイ。ベゼル周囲をアクリルで囲んだソニー薄型テレビのCI「フローティングデザイン」が特徴的
KDL-70X7000 予想実売価格 \4,000,000 BRAVIAのイメージリーダーの70V型。ホントにデカイ。ベゼル周囲をアクリルで囲んだソニー薄型テレビのCI「フローティングデザイン」が特徴的


今回視聴したのは、シリーズのフラグシップ、70V型のKDL-70X7000と、最上位Xシリーズ52V型のKDL-52X5000、それに次ぐWシリーズ52V型のKDL-52W5000、中位グレードのVシリーズ52V型のKDL-52V5000。つまり70V型とX、W、Vそれぞれの52V型同士を比較視聴したわけです。

まず、70V型のKDL-70X7000。北米市場向けに企画された製品ですが、もちろん、日本でも販売されます。予想実売価格\4,000,000というイメージリーダー的存在です。これだけ、家庭のリビングを模した専用の部屋に真っ赤なAVボードに鎮座して置かれています。

このKDL-70X7000、さすがに外形寸法が1842(W)×1131(H)×422(D)mm、重量が93.5kg(すべてスタンド含む)ともなると、ウーン大きい! 薄型・イコール・スペースセービングとはもう言ってられません。

数値上のコントラストは1500:1と控えめですが、視聴環境が整っていたせいもあり(照度50ルクスくらい)、ハイビジョンの映画ソフトを視聴しても、暗いシーンが落ち着いていて浮き上がらず映像に入り込むことができます。蛍光管でなくトリルミナスLEDを使用、色再現力を従来比160%した効果も光ります。

しかし、これだけの画面サイズで直視型となると、画面解像度1920×1080のフルハイビジョンではやや物足りず、正直いうと、ハイビジョン映像をよりきめ細かくするための回路の搭載が必要に思われました。

KDL-70X7000を買える人は非常に少数ですので、今回の本題であるXシリーズ52V型のKDL-52X5000、Wシリーズ52V型のKDL-52W5000、Vシリーズ52V型のKDL-52V5000、52V型同士の三機種の比較・検討に入りましょう。

次ページでは、BRAVIAの豊富なラインナップから同じサイズならどれを買うべきか、お教えします。
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