6シリーズ15機種が全てフルハイビジョン
テレビの代名詞奪還を狙うBRAVIAの実力


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KDL-52X5000(シルバー)をウォールマウントしてみた。オプションのデジタルチューナー内蔵HDDレコーダーBRX-A250やネットワークTVボックスBRT-NT1を付属のブラケットを使って背面に取り付けたまま壁掛け設置ができる


私たちが昼夜、生活を共にし、情報とエンターテインメントの窓としてみつめるテレビにも、「ブランド」は存在するのでしょうか。販売単価を上げるために、かつて(今も)さまざまな付加価値が考えられたことがありました。しかし、テレビの価値とはそんなことでなく、あくまで受像機としての性能であり、日常見つめる映像の画質なのです。

カラーテレビの世界的なブランドといったら、それはずっとソニーだったのではないでしょうか。ブラウン管時代、隅々までフォーカスがシャープで抜群の解像力を誇ったトリニトロン管のプロフィール、管面のフラット化で他社を大きくリードしたWEGA(ベガ)を始め、ソニーは次々と産業史に残るカラーテレビの傑作を生み出し、世界中の信頼を集めました。

しかし、ブラウン管で築いた牙城と技術があまりに高かったために、薄型テレビへの移行がうまくいかず、他社の先行を許した時期がありました。

サムソンと液晶生産の合弁事業S-LCDを立ち上げ、新しいブランドBRAVIAで捲土重来を期したのが3年前、アメリカでたちまち大型サイズでシェアNo.1 に返り咲き、日本でもソニーファンが続々とBRAVIAに帰ってきました。

今年ソニーは、40V型以上のBRAVIA6シリーズの大画面を、何とすべてフルハイビジョン化してしまいました。8月からS-LCDが第8世代パネルを年産1000万台分生産稼動するからそれが可能になったのです。

ソニーの表現を使えば「BRAVIA第3章」の始まり。9月から11月にかけて全15機種を発売していきます。BRAVI・イコール・フルハイビジョン。アグレッシブな姿勢がようやく帰ってきて溜飲を下げるソニーファンも多いことでしょう。

次ページでは、ソニーがBRAVIAに与えたコンセプトについてお教えします。