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全てフルHD!BRAVIA第三章始まる(2ページ目)

ソニーの液晶テレビBRAVIAがラインナップを一新しました。今回は40V型から70V型まで、X、W、Vの3系統6シリーズ、全15機種を発売、その全てがフルハイビジョンです。リーズナブルな価格設定も注目されます。

大橋 伸太郎

執筆者:大橋 伸太郎

テレビガイド

高画質だけでなく、「革新的操作性」と
ネットワーク接続が新しいシリーズを貫くコンセプト



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今回モデルチェンジされたのは40V型以上に4サイズ6シリーズ全15機種。全機種共通仕様は10ビット液晶パネル、24pシネマ、ブラビアリンク、XMB(クロスメディアバー)、インターネット閲覧機能「アプリキャスト」や「アクトビラ」のブラウザ機能。無線を使うおき楽リモコンや120Hz駆動、モーションフローはシリーズで搭載/非搭載があるから注意すること。

今回のBRAVIAを貫くテーマは、

1. 高画質・音質技術
2. 革新的操作性
3. ネットワークアプリケーション

の3つ。具体的説明します。

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テレビ本体と2.4GHz帯の無線信号を使い通信する「おき楽リモコン」。従来のIR(赤外線)リモコンに比べ、家具など障害物があってもテレビを操作できる。また1対1で認証されるので複数のテレビがあっても、誤動作の心配がない。
1. かつて、QUOLIA(クオリア)で使ったトリルミナスLEDバックライト(KDL-70X7000にのみ搭載)、動画をなめらかにするモーションフロー(X、Wに搭載)などへの対応です。

2は従来のようにIR(赤外線)でなく、2.4GHz帯の無線通信リモコン「おき楽リモコン」と、HDMIでソニー製の周辺機器を連携操作する「ブラビアリンク」の採用(全機種)したことです。

3.はテレビを見ながらインターネットのサイトを閲覧できる「アプリキャスト」のブラウザ機能を全機種に搭載や、「アクトビラ」の動画配信サービスへの対応です。

薄型テレビを買う際、テレビは録画機能を持つべきか、それとも別にデジタルレコーダーを接続するべきかは悩むところだと思います。ガイドは放送の受信と保存は本来は一体のものであると考えています。ですからテレビ本体に録画機能を持つ方が正解だし便利と考えています。

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ソニーはHDDによる録画機能を本体に収納するのでなく、背面部に取り付けるオプションのBRX-A250(予想実売価格\50,000)を用意、新発売した全てのBRAVIAと組み合わせ自在とする道を選んだ
今回ソニーはこの点について社内でも議論があったと聞きます。その結果、両方の中間的な道、つまりテレビの背面にオプションのハイビジョンチューナー付の低価格HDDレコーダー(BRX-A250 予想実売価格\50,000)を取り付ければ、テレビのリモコンで放送の録画とその再生が出来るようにしました。これには、全6シリーズにおよぶBRAVIAのどの機種でも録画機能が選べるように、という販売上の狙いが伺えますが、面白い試みではないでしょうか。

次ページでは、ごく最近視聴の機会を得た、BRAVIAの代表的3ライン3機種の印象をお届けしましょう。
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