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できる生徒とできない生徒の圧倒的差とは?(3ページ目)

「できる生徒」と「できない生徒」の差は、いったいどこにあるのだろうか? 先天的なものですべて決まってしまうのだろうか? 現場から見てわかるその差と解決方法をご紹介します。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

のび太からできる生徒になるには? できる生徒の3か条

できる生徒は自分をよく知っていて、無理せずできる計画を立てている
簡単に言えば、成功体験を積み重ねさせ、自信をつけさせることです。思考を肯定的に強化する必要があります。問題が自分の処理能力を超えた膨大なものに感じ、それを放棄しているわけですから、少しづつ積み重ねていく努力の大切さを教える必要があります。現場から見て、できる生徒の3か条は、

1.人間は不完全な生き物。何事も反復することでできるようにしていく
2.最初は誰でも初心者。辛い現実を直視してそこから始める
3.今日できないものは明日もできないことを知り、今から始める

できる生徒は自分をよく知っていて、無理せずできる計画を立てています。それができるからこそ、さらに自信が積み重なっていくんです。また、一般的に多すぎず、少なすぎず睡眠をおおよそ7時間程取っています。睡眠と記憶の関係はすでに実証されています。

勉強の成果はそんなに簡単に現れるものではなく、じっくりと熟成させるタイプのものです。簡単な「奇跡の道具」はないことを知って、地道な努力で進めていけば、どんな高い目標にもやがては到達できることを教える必要があります。多くの生徒を指導して言えることは、先天的な能力だけで決まるのではなく、勉強は大半が効果的な努力によってどうにでもなるということです。



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