でも、どうせいただくならとびきり美味しいお蕎麦を。ご紹介するのは信州蕎麦の名店『丸富』です。 長野で3代続く、行列ができる店。新店とはひと味もふた味も違います!
やはり新店とは格が違う!
信州で3代続く人気店
お店は駒ヶ根高原の別荘地内に。夜はコース『日暮れ膳』(5,250円~)のみの営業。3日前までに要予約、4名~受付、8月休。 |
たとえば飯田市にあった『丸富』。三代目主人の宮島秀幸氏は足利の一茶庵本店で3年間の修業ののち店を継いだ。
「うちの親父は昭和50年、中央高速ができる直前に居酒屋だった店を手打ちの蕎麦屋に変えて、行列のできる店にまで育て上げたんです。それは凄いことだと思っています」
人気がありすぎて移転!?
“自分の手で作ること”へのこだわりとは?
人気の『野のもの料理』は、『季節の野菜の盛り合わせ』840円~など駒ヶ根の山の恵みを中心に、日替わりで2~3種用意。 |
「お客さんにゆっくりしてもらいたくても物理的に許されない。無念な仕事も多く、もっと、ちゃんとした仕事がしたいと思うようになっていきました」
そして平成12年4月に飯田の市街地から、の郊外へと移転。品書きも変更し、“野のもの料理”と題する季節の酒肴も加わった。
「できるだけ自分の手だけで料理を作りたいんです。だから蕎麦の自家栽培を始め、味噌も自家製に切り替えました。虹ますのスモークも自分でしますし、山菜も自分で採りに行きます。それにね、いいでしょ、この景色」
さて、気になる蕎麦のお味は……?次のページで!