一ヶ月間も楽しめる
平野神社の桜
平野神社は、もともとは平城京の中にあり、平安遷都とともにこの地に移築された由緒の古い神社で、格式も高いです。こちらには、五十種類、約四百本の桜の木があり、3月末から4月末まで、おおよそ一ヶ月もの間、何らかの桜が咲いています。
平野神社にある各種の桜とそのピーク時期 |
●平野神社の桜珍種の情報はこちら
●平野神社のホームページはこちら
●2008年の平野神社の桜の推移。本当に一ヶ月以上にわたる桜のメドレー
●2009年の平野神社の桜、リアルタイム情報。もう始まっている模様
桜花祭は、
意外と知られていない?
昨年は、4月10日に新幹線で京都に行き、その足で平野神社に行きました。事前情報なしで行ったため、目の前に、突然、かみしもを着て馬に乗った人が現れてびっくり仰天。しかも、よく見れば知り合いだったので二度びっくり。実はその日は平野神社の桜花祭で、その人は、平野神社の氏子さんでした。桜花祭は、近隣の氏子さんたちが、歴史的な衣装に身を包んでパレードするのです。まぁ、言ってみれば、ミニ時代祭りって感じで、ほかにも、よろいかぶとの人や町娘風のかわいい着物を着た人もいます。
町娘に扮した女の子が境内の人気者 |
しかし、華やかで楽しいわりには、見物人がやや少なめ。小雨模様の平日ということもあるのでしょうが、「意外と知名度が低いみたいなんです」と、かみしもに身を包んだ知り合いがぼやいていました。
ならば、それは穴場ってことじゃないの?
桜湯と桜の絵馬
桜の塩漬けを使った桜湯が売られている |
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