深大寺は
東京一古い寺のひとつです

深大寺は、天平5年(733)に満功上人が開山したといわれています。ちなみに東大寺の大仏開眼が752年ですから、その古さはハンパではありません。こうした寺の由緒は、「…と伝わっている」というお話で実際にはどうかな、と思うこともあるのですが、こちらの場合は、たぶん本当。

なぜなら、「銅造釈迦如来倚像」といういかめしい名前の白鳳時代の仏像があるからです。白鳳時代といえば、東大寺が建立された天平時代よりもさらに古い、645年(大化元年)の大化の改新から710年のこと。こちらの寺にそのような古い仏像があるのは、そのころこのあたりに、朝鮮半島からやってきた渡来人が多く住みついていたためと言われます。東京にも、奈良に匹敵する古い歴史があるんですね。
古いものではないが、境内には石仏も多く、しだれ桜がよく似合う

境内の見所は
石仏としだれ桜

何度か火災に逢い、建物はそう古くはないけれど、樹木や石仏が多く、この季節はとってもよい雰囲気になります。梵鐘(重要文化財)は、1376年に鋳造された都内では3番目に古いもの 。山門は1695年に建てられたもので、深大寺で最も古い建造物です。
本堂をバックにしたしだれ桜の大樹

参道も楽しい

深大寺といえば、お蕎麦が有名です。深大寺周辺の土地は米作りに向かないため、小作人はそばをつくり、米の代わりにそば粉を寺に納めました。寺で、そのそばを打って来客をもてなしたのが、深大寺そばの始まりと伝えられています。
桜のお饅頭も売られています

そのほか深大寺の周辺には、さまざまな食べ物を売る店があり、このシーズンは桜のお菓子もお勧めです。
鬼太郎茶屋の庭にはキャラクターが勢ぞろい

現在、調布市にお住まいの漫画家、水木しげるさんにちなんだ鬼太郎茶屋もあり、キャラクターに出会えます。

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