Q10
拍手を打つときは、右手を少し下にずらすと、よい音が出る
神社では拍手を打ちますが、
お寺で拍手はNGですか?

はい、よく間違える人がいるので、気をつけてください。お寺では、ただ静かに手を合わせるだけです。

柏手を打って音を出す理由は明らかではありませんが、願いをかなえるために神を呼び出すとか、邪気を祓うためなどとも言われます。音や声には、強いパワーがあるということですね。いずれにせよ、神社に響き渡る拍手の音は、すがすがしくて、とてもよいものです。

Q11
拝は、体をきっちり90度まで折らねばならない
二拝、二拍手、一拝の
正しい作法は?

ゆっくり丁寧に、90度体を曲げる、拍手を打つときは右手を少し下にずらす、の三つがポイントです。

1.まず神前に進み、姿勢を正す。
※ このときは、神様のまん前(正中)に立ってかまいません。

2.背中を平らにし、腰を90度に折って拝をします。これを二度行います。
※やってみるとわかりますが、背中を曲げずに90度に体を折るのはけっこうきついので、多くの人が45度くらいしか折っていません。もしも、深く体を折っている人がいたら、それは、お参りの作法に通じた人でしょう。

3.胸の高さで両手を合わせ、右の指先を少し下にずらします。
※これもやってみるとわかりますが、両手をぴったりそろえるより、少しずらした方がよい音がします。

4.肩幅程度に両手を開き、二度打ちます。

5.指先をそろえます。最後にもう一度、拝をします。

なお、出雲大社などでは、少し違う参拝作法があります。神社内の表示にしたがって行いましょう。

Q12
この言葉を唱えると、お参りがより効果的に
参拝の際に
唱えるとよい言葉はありますか?

はい、以下のような神拝詞(となえことば)があります。

祓い給い 清め給え(はらいたまい きよめたまえ)
神ながら(かむながら)
奇しみたま(くしみたま)
幸え給え(さきわえたまえ)

以上のお作法を守れば、神様のご機嫌を損ねることなく、効果的にお参りできます。

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